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2022.12.11

北朝鮮が国際舞台へ復帰か…IOCが北朝鮮への資格停止処分を年末で解除

 

 国際オリンピック委員会(IOC)は12月6日の理事会で、2022年末までの期限で科していた北朝鮮への資格停止処分を、予定通りの日程で解除することを決め、発表した。

 北朝鮮は、新型コロナウイルス感染が拡大することを理由に昨年の東京オリンピックに参加せず、IOCの呼びかけに対しても姿勢を変えなかった。出場枠があるにもかかわらず出場しなかったのは北朝鮮だけ。IOCは東京オリンピック後の2021年9月、北朝鮮に2022年末までの資格停止処分を科し、今年の北京冬季オリンピックは例外で個人参加を認めたが、同国は参加しなかった。

 IOCの処分解除により、IOC加盟の競技団体も、今後は門戸を開くものと思われる。

 レスリングの北朝鮮は、2019年の世界選手権で女子53kg級のパク・ヨンミが同国女子初の世界チャンピオンとなり、62kg級の選手とともに2選手が東京オリンピックの出場枠を獲得した。男子でも軽量級で世界トップ級の選手を抱え、アジア予選や世界最終予選で出場枠獲得が期待された選手がいたが、同国の方針で予選に出場しなかった。

 IOCは他に、イスラム主義組織タリバンが暫定政権を樹立したアフガニスタンで、女性の外出が制限されるなど女子選手が安全にスポーツできる環境がないことに懸念を示し、改善を勧告することになった。女子選手がスポーツに打ち込める環境が確立されない場合は、同国の2024年パリ・オリンピックへの出場は認められなくなる可能性がある。

▲北朝鮮女子初の世界チャンピオンのパク・ヨンミ=2019年世界選手権







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