【12.22～25天皇杯全日本選手権・展望（27）】世界王者が抜けた座を小川航大（自衛隊）らが争う…男子フリースタイル61kg級
来年の世界選手権（期日未定、セルビア・ベオグラード）の日本代表選考ともなる2022年天皇杯全日本選手権は12月22日（木）～25日（日）に東京・駒沢体育館で行われる。各階級の見どころをさぐった。（非オリンピック階級の世界選手権代表選考基準→ クリック）
《大会要項》 ／ 《大会日程＝各日の実施階級》 ／ 《観戦チケット販売》
男子フリースタイル61kg級・展望（2022年12月25日実施）
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
▲世界王者が抜けた場所を確保できるか、小川航大（自衛隊）＝撮影・矢吹建夫
世界選手権優勝の樋口黎（ミキハウス）は階級を下げた。全日本選抜選手権2位の小川航大（自衛隊）、全日本大学選手権優勝の田南部魁星（日体大）、同2位の森田魁人（山梨学院大）、世界選手権出場の経験があり今年の全日本社会人選手権優勝の小栁和也（自衛隊）らによって、激しい闘いが展開されそう。
全国社会人オープン選手権優勝の吉村拓海（早大）、全日本選抜選手権4位の藤田颯（早大）らも優勝戦線へ浮上できる可能性を持つ。だれが勝ち抜くか。
《2022年明治杯全日本選抜選手権・成績》
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女 子
エントリー選手（16選手）
 ▲小川航大 |
 ▲田南部魁星 |
 ▲森田魁人 |
 ▲小栁和也 |
※今年の全日本選抜選手権のこの階級の1～3位選手以外はアイウエオ順
《2022年明治杯全日本選抜選手権2位》
小川航大（おがわ・こうだい＝自衛隊）
1999年8月11日生まれ、23歳。青森県出身。青森・八戸工大一高～日体大卒。166cm。2021年天皇杯全日本選手権3位
金子功誠（かねこ・こうせい＝レッスルウィン）
1998年8月9日生まれ、24歳。長崎県出身。長崎・島原高～専大卒。165cm。2022年全日本社会人選手権3位
小石原央義（こいしはら・ちかよし＝周南公立大）
2002年4月1日生まれ、20歳。京都府出身。京都・丹後緑風高卒。167cm。2022年西日本学生新人戦優勝
小栁和也（こやなぎ・かずや＝自衛隊）
1996年2月2日生まれ、26歳。長野県出身。山梨・韮崎工高～山梨学院大卒。165cm。2022年全日本社会人選手権優勝
島谷侃（しまや・すなお＝早大）
2000年6月28日生まれ、22歳。千葉県出身。秋田・秋田商高卒。167cm。2022年東日本学生選手権（秋季）優勝
清水目光生（しみずめ・こうせい＝周南公立大）
2001年5月26日生まれ、21歳。青森県出身。岡山・おかやま山陽高卒。169cm。2022年西日本学生選手権優勝
菅沼碧久（すがぬま・りく＝青山学院大）
2002年1月21日生まれ、20歳。兵庫県出身。東京・自由ヶ丘学園高卒。157cm。2022年全日本大学選手権3位
田南部魁星（たなべ・かいせい＝日体大）
2002年7月10日生まれ、20歳。東京都出身。千葉・日体大柏高卒。162cm。2022年国民体育大会優勝
塚岡達也（つかおか・たつや＝山梨学院大）
2001年4月17日生まれ、21歳。岡山県出身。岡山・高松農高卒。163cm。2022年東日本学生選手権秋季57kg級優勝
野坂晃誠（のさか・こうせい＝専大）
2001年7月29日生まれ、21歳。福井県出身。福井・敦賀気比高卒。165cm。2022年全日本学生選手権3位
深澤颯太（ふかさわ・そうた＝山梨学院大）
2002年11月1日生まれ、20歳。山梨県出身。山梨・農林高卒。167cm。2022年東日本学生選手権（秋季）新人戦優勝
深水小鉄（ふかみ・こてつ＝東洋大）
2002年6月3日生まれ、20歳。広島県出身。大分・日本文理大附高卒。161cm。2022年国民体育大会3位
藤田颯（ふじた・はやと＝早大）
2001年11月14日生まれ、21歳。三重県出身。埼玉・花咲徳栄高卒。173cm。2022年明治杯全日本選抜選手権4位
森田魁人（もりた・かいと＝山梨学院大）
2002年6月30日生まれ、20歳。埼玉県出身。埼玉・花咲徳栄高卒。168cm。2022年全日本大学選手権2位
山口太一（やまぐち・たいち＝早大）
2002年10月13日生まれ、20歳。三重県出身。東京・自由ヶ丘学園高卒。162cm。2022年明治杯全日本選抜選手権5位
吉村拓海（よしむら・たくみ＝自衛隊）
1997年11月25日生まれ、25歳。埼玉県出身。埼玉・埼玉栄高～早大卒。165cm。2022年全国社会人オープン選手権優勝
