【12.22～25天皇杯全日本選手権・展望（29）】大学王者の岡本景虎（専大）が日本一に駆け上がるか…男子グレコローマン55kg級
来年の世界選手権（期日未定、セルビア・ベオグラード）の日本代表選考ともなる2022年天皇杯全日本選手権は12月22日（木）～25日（日）に東京・駒沢体育館で行われる。各階級の見どころをさぐった。（非オリンピック階級の世界選手権代表選考基準→ クリック）
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男子グレコローマン55kg級・展望（2022年12月22日実施）
※エントリーに基づいた予想であり、直前の負傷等による戦力ダウンは勘案しておりません。
▲10月、初の学生タイトルを手にした岡本景虎（専大）。その勢いで日本一に駆け上がるか＝撮影・矢吹建夫
世界選手権代表の塩谷優（拓大）は階級を上げ、昨年の世界王者・松井謙（日体大）は不参加。全日本大学グレコローマン選手権優勝の岡本景虎（専大）と同2位の尾西大河（早大）が新王者を目指して激しい闘いを展開するか。尾西はU20世界選手権で3位に入賞と伸び盛り。
昨年の全日本学生選手権優勝の荒木瑞生（九州共立大）、全日本社会人選手権優勝の古家野蓮（自衛隊）、全日本学生選手権3位の向田旭登（専大）、全日本大学グレコローマン選手権3位の二宮健斗（日本文理大）らが優勝争いに加われるか。
2019年大会以来の出場となる浅川享助（北杜クラブ）は、マットに立てば「51歳0ヶ月14日」で出場となり、大会史上初の50代での出場へ。全日本選手権出場の最年長記録を約1年2ヶ月更新する（関連記事）。
《2022年明治杯全日本選抜選手権・成績》
《歴代優勝選手》＝男子フリースタイル ／ 男子グレコローマン ／ 女 子
エントリー選手（16選手）
 ▲岡本景虎 |
 ▲尾西大河 |
 ▲荒木瑞生 |
 ▲古家野蓮 |
※アイウエオ順
浅川享助（あさかわ・きょうすけ＝北杜クラブ）
1971年12月8日生まれ、51歳。山梨県出身。山梨・峡北高～山梨学院大卒。158cm。2022年全日本社会人選手権2位
荒木瑞生（あらき・みずき＝九州共立大）
2001年6月20日生まれ、21歳。熊本県出身。佐賀・鳥栖工高卒。163cm。2022年明治杯全日本選抜選手権5位
伊藤翔哉（いとう・しょうや＝専大）
2002年4月14日生まれ、20歳。北海道出身。佐賀・鳥栖工高卒。162cm。2022年東日本学生選手権（春季）新人戦優勝
岡本景虎（おかもと・かげとら＝専大）
2001年2月2日生まれ、21歳。和歌山県出身。和歌山・和歌山北高卒。165cm。2022年全日本大学グレコローマン選手権優勝
尾西大河（おにし・たいが＝早大）
2003年10月2日生まれ、19歳。福岡県出身。佐賀・鳥栖工高卒。164cm。2021年全日本選手権3位
金澤孝羽（かなざわ・こはく＝東京・自由ヶ丘学園高）
2005年8月13日生まれ、17歳。東京都出身。東京・自由ヶ丘学園高卒。165cm。2022年国民体育大会（少年）優勝
古家野蓮（こやの・れん＝自衛隊）
2000年2月11日生まれ、22歳。岡山県出身。岡山・高松農高卒。160cm。2022年全日本社会人選手権優勝
斎藤成龍（さいとう・なるとし＝神奈川大）
2000年4月19日生まれ、22歳。新潟県出身。新潟・北越高卒。162cm。2022年東日本学生選手権（春季）優勝
庄司秀（しょうじ・みのる＝育英大）
2000年5月1日生まれ、22歳。徳島県出身。徳島・池田高卒。163cm。2022年東日本学生選手権（秋季）優勝
髙橋瑠希弥（たかはし・るきあ＝近大）
2002年8月10日生まれ、20歳。愛知県出身。愛知・星城高卒。163cm。2022年西日本学生新人戦優勝
二宮健斗（にのみや・たけと＝日本文理大）
2002年10月22日生まれ、20歳。大分県出身。大分・日本文理大附高卒。157cm。2022年全日大学グレコローマン選手権3位
平田宗（ひらた・しゅう＝中大）
2003年4月30日生まれ、19歳。香川県出身。香川・高松北高卒。158cm。2022年全日本学生選手権3位
増田壮兼（ますだ・そうけん＝育英大）
2002年12月16日生まれ、20歳。香川県出身。香川・多度津高卒。159cm。2022年全日本学生選手権2位
松岡大誠（まつおか・たいせい＝帝塚山大）
2001年2月11日生まれ、21歳。奈良県出身。奈良・大和広陵高卒。170cm。2022年西日本学生選手権優勝
松村祥太郎（まつむら・しょうたろう＝千葉・日体大柏高）
2004年5月14日生まれ、18歳。大阪府出身。165cm。2022年全国高校生グレコローマン選手権優勝
向田旭登（むかいだ・あきと＝専大）
2004年1月25日生まれ、18歳。三重県出身。埼玉・花咲徳栄高卒。170cm。2022年全日本学生選手権3位
