日本レスリング協会公式サイト
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2023.01.24

全日本チームの男女13選手がオンラインで取材対応

 

 東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿している男子フリースタイルと女子の全日本チームのうち、男子6選手、女子7選手が1月23日、報道陣に対しオンラインで取材に応じた。各選手のコメント(抜粋)は下記の通り。


男子フリースタイル

 

▲新井陸人

 

▲乙黒拓斗

 

▲高谷大地

▲木下貴輪

▲石黒隼士

▲石黒峻士

 ■57kg・新井陸人(自衛隊)「今回の合宿は、スパーリングメインでやっています。(全日本選手権では、優勝した樋口黎から)ポイントを取れたことは大きい(スコアは4-8)。

 攻めてポイントを取り、攻めたあとの処理を大事にすれば、次の勝利につながると思う。樋口先輩に勝てば、世界でも勝てると思う。そこを目指して頑張っていきたい」


 ■65kg級・乙黒拓斗(自衛隊)「全日本合宿には、オリンピックのあと初めての参加。JOCエリートアカデミー時代、6年間、ここ(味の素トレーニングセンター)にいたので、落ち着く場所です。今回は、無理しないよう自分のレスリングをやっています。

 全日本選手権は久しぶりの試合で、感覚を戻すのに苦労したけど、そこをクリアでき、今は自分の強化ができています。自分のペースを乱さないよう、焦らず強化したい」


 ■74kg級・高谷大地(自衛隊)「合宿には各階級のトップクラスの選手が集まっている。けがをしないことを第一に考え、いろんな技を試してみたい。多くの選手と練習ができる機会なので、プラスになります。

 昨年の世界選手権では、65kg級では通じていたタックルの処理などが74kg級では通じず、フィジカル面での差を感じた。一日、一日を大事にして取り組みたい」


 ■74kg級・木下貴輪(クリナップ)「どんな相手でもプレッシャーをかけることができ、フェイントで崩してタックルに入る自分の形で攻められることを意識して練習しています。全日本選手権の決勝は、(相手の)高谷選手の距離感や組み手の展開になって試合が進んでしまった。

 次は、その展開にならないようにしたい。全日本選手権の上位にコンスタントに食い込めるようになり、まだオリンピックを目指すと思い、ここまでやって来ました」


 ■86kg級・石黒隼士(自衛隊)「自衛隊に入ってからの1年間、専門のコーチにもついてもらって、ウェートトレーニングをしっかりやってきた。国内では体力負けはしなくなったので、世界の86kg級でどこまで通用するか試したい。

 強い選手はプレッシャーをかけ続けて技をかける。世界でそれをやるのが課題です。世界選手権でオリンピック出場枠を取れるように頑張りたい」


 ■97kg級・石黒峻士(新日本プロレス職)「日本には(この階級の)相手が少ないので、外国選手との闘いを数多く経験し、自分の実力を確かめたい。去年の世界選手権で、パワー負けした感じはなく、自分のタックルは通用すると思った。

 気持ちの面でびびることなく積極的に攻めたい。ふだんから外国選手を相手にしたイメージで練習をやっている。弟と一緒に世界選手権のメダルを取りに行きたい」


女子

▲奥野春菜

▲南條早映

▲櫻井つぐみ

▲元木咲良

▲古市雅子

▲森川美和

▲石井亜海

 

 ■53kg級・奥野春菜(自衛隊)「今年最初の合宿なので、自分の動きを確認し、全日本選手権での課題に取り組んでいます。全日本選手権では、攻めることが少なかった。がむしゃらに攻める、ということではないのですが、相手の脚を触ることを増やしたい。

 (6月の明治杯では)タックルに入れば取れると思うので、いかに入り切れるか、を目指して頑張りたい」


 ■57kg級・南條早映(東新住建)「2021年の天皇杯と去年の明治杯は、気負ってしまって自分のレスリングができずに負けた感じでした。気負わず、全日本選手権では挑戦者として闘いました。いい構えで攻めるのが自分のレスリング。それを出せれば、と思います。

 (リオデジャネイロ金メダリストの登坂絵莉さんから)『絶対に自分がオリンピックに行く、という誰よりも強い気持ちで闘うんだよ』と言われています。その気持ちをもって練習と試合に挑んでいます」


 ■57kg級・櫻井つぐみ(育英大)「全日本選手権が終わってからは、大学で技術面の練習を多くやってきました。今回の全日本合宿では、スパーリングでそれを試しています。攻めの形が少ないので、警戒されたら入れないことの課題に取り組んでいます。

 次(6月の明治杯全日本選抜選手権)に負けたらオリンピックには行けないと思うので、次は絶対に勝つ、という気持ちです。負けたことを引きずることなく、勝てるように練習しています」


 ■62kg級・元木咲良(自衛隊)「去年のU20とシニアの世界選手権を通じて、海外の選手に苦手意識があった。その意識を失くしたいと思います。それまで海外での試合経験がなかったので、組み合ったときにびっくりして焦ってしまいました。

 62kg級では、パワーの差があると思いますが、それでも、いろんな闘い方があると思うので、海外でも通じるかどうか、自分のレスリングを試してみたい」


 ■68kg級・古市雅子(自衛隊)「(年末年始の)休み明けなので、まず体力を戻すことを念頭において練習しています。全日本選手権では、試合に向けてしっかり気持ちをつくことができませんでした。気持ちの作り方の大切さを感じました。

 72kg級から68kg級へ下げて、層が厚くなっていますが、動きやすさは感じています。次の明治杯全日本選抜選手権に向けて、自分のスタイルは他の選手も知っていると思うので、そこにプラスしたものを出したい」


 ■68kg級・森川美和(ALSOK)「全日本選手権で負けて、自分の弱さを知って、半年後に勝つことを目標にしてやっています。強い相手にテークダウンを奪えなかったとか、68kg級での体づくりができていなかったのかな、と思っています。65kg級が一番動きやすいのですが、これは仕方ないです。

 68kg級で勝ち抜ける体力をつけ、体重の増やし方などをしっかりやりたい。今年は、目の前のひとつひとつを勝って行き、オリンピックへ向けてのスタートラインにしたい。最後に自分が笑えるように、一日、一日を大事にしていきたい」


 ■68kg級・石井亜海(育英大)「全日本選手権で負けた人は、必死に追いかけてきます。勝った選手は、そこを返り討ちにする気持ちで挑んでいると思います。でも、もう時間もたっているし、駆け引きのような気持ちを置いておいて、自分の練習に徹することが大事と思ってやっています」







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