日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2023.02.04

1.22~25「ヤリギン・カップ」(ロシア)に11ヶ国が出場、東京金メダリスト2選手が優勝

 

 国際オリンピック委員会(IOC)が、「中立」の立場などの条件付きでロシアやベラルーシの選手の国際大会復帰を検討し、いくつかの国や著名選手が反対するなど動きが慌ただしくなっている世界のスポーツ界だが、ロシアでは1月22~25日に「ヤリギン・カップ」(男子フリースタイル・女子)がクラスノヤルスクで行われ、ロシア以外に10ヶ国が参加。レスリングの世界では、ロシアと交流している国がかなりあることが分かった。

 ロシア以外に参加したのは、ベラルーシ、ウズベキスタン、アルメニア、アゼルバイジャン、モルドバ、キルギス、モンゴル、イラン、トルコ、ギリシャの10ヶ国。

 これまで、「ヤリギン国際大会」として行われており、ロシアのトップ選手のほか米国や欧州からも選手が参加し、ロシア最高レベルの国際大会として知られていた。IOCのロシアに対する資格停止処分によって、世界レスリング連盟(UWW)の公認からも外れたが、今回の大会には東京オリンピックの金メダリストらも参加。2024年パリ・オリンピック出場の姿勢は崩してないもよう。

 男子フリースタイルでは、57kg級で2021年東京オリンピック優勝のザウール・ウグエフ(ロシア)が優勝。同74kg級では、東京オリンピック優勝のザウルベク・シダコフ(ロシア)が勝った。

▲男子フリースタイル74kg級を制した東京オリンピック王者のザウルベク・シダコフ(ロシア=左から2人目)=ロシア協会ホームページより

 65kg級では東京で3位だったガジムラド・ラシドフ(ロシア)が3位に終わり、2021年世界ジュニア(現U20)選手権優勝のシャミル・マメドフ(ロシア)が優勝。

 女子は、モンゴルが4階級を制覇。76kg級は、2016年リオデジャネイロ・オリンピック75kg級3位で、35歳にして現役続行を表明していたエカテリナ・ブキナ(ロシア)が勝った。

 各階級のメダル獲得選手は下記の通り。


男子フリースタイル

【57kg級】
[1]Zaur Uguev(ロシア)
[2]Ahmed Idrisov(ロシア)
[3]Ramiz Gamzatov(ロシア)
[3]Azamat Tuskaev(ロシア)

【61kg級】
[1]Muslim Mekhtikhanov(ロシア)
[2]Tuvshintulga Tumenbileg(モンゴル)
[3]Abasgadzhi Magomedov(ロシア)
[3]Chermen Tavitov(ロシア)

【65kg級】
[1]Shamil Mamedov(ロシア)
[2]Gadzhimurad Rashidov(ロシア)
[3]Daniil Kharchilava(ロシア)
[3]Ibragim Ibragimov(ロシア)

【70kg級】
[1]Evgeny Zherbaev(ロシア)
[2]Inalbek Sheriev(ロシア)
[3]Konstantin Kaprynov(ロシア)
[3]Kurban Shiraev(ロシア)

【74kg級】
[1]Zaurbek Sidakov(ロシア)
[2]Timur Bizhoev(ロシア)
[3]Chermen Valiev(ロシア)
[3]David Baev(ロシア)

【79kg級】
[1]Ahmed Usmanov(ロシア)
[2]Gadzhimurad Alikhmaev(ロシア)
[3]Radik Valiev(ロシア)
[3]Azret Ulimbashev(ロシア)

【86kg級】
[1]Arslan Bagaev(ロシア)
[2]Ruslan Chertkoev(ロシア)
[3]Omar Ziyautdinov(ロシア)
[3]Arseniy Dzhioev(ロシア)

【92kg級】
[1]Alan Bagaev(ロシア)
[2]Vladislav Valiev(ロシア)
[3]Azamat Zakuev(ロシア)
[3]Askhab Saadullaev(ロシア)

【97kg級】
[1]Magomed Kurbanov(ロシア)
[2]Alikhan Zhabrailov(ロシア)
[3]Igor Ovsyannikov(ロシア)
[3]Georgy Dzhioev(ロシア)

【125kg級】
[1]Denis Khramenkov(ベラルーシ)
[2]Ostap Pasenok(ロシア)
[3]Mostafa Tagani Junegani(イラン)
[3]Erik Dzhioev(ロシア)


女子

【50kg級】
[1]Maria Tyumerekova(ロシア)
[2]Namuuntsetseg Tsogt-ochir(モンゴル)
[3]Alexandra Karamzina(ロシア)
[3]Polina Lukina(ロシア)

【53kg級】
[1]Milana Dadasheva(ロシア)
[2]Ekaterina Verbina(ロシア)
[3]Maria Prevolaki(ギリシャ)
[3]Natalia Malysheva(ロシア)

【55kg級】
[1]Irina Ologonova(ロシア)
[2]Ekaterina Poleshchuk(ロシア)
[3]Otgonzhargal Ganbaatar(モンゴル)
[3]Sevil Nazarova(ロシア)

【57kg級】
[1]Sumiya Erdenechimeg(モンゴル)
[2]Anastasia Sidelnikova(ロシア)
[3]Alexandra Andreeva(ロシア)
[3]Kristina Mikhneva(ロシア)

【59kg級】
[1]Davaachimeg Erhembayar(モンゴル)
[2]Yulia Pisarenko(ベラルーシ)
[3]Svetlana Lipatova(ロシア)
[3]Bolortuya Hurelkhuu(モンゴル)

【62kg級】
[1]Khongorzul Boldsaikhan(モンゴル)
[2]Anastasia Yakovleva(ロシア)
[3]Veronika Ivanova(ベラルーシ)
[3]Kristina Tamrazyan(ロシア)

【65kg級】
[1]Zlatoslava Stepanova(ロシア)
[2]Purevsuren Ulziisaikhan(モンゴル)
[3]Maria Lachugina(ロシア)
[3]Tatyana Pavlova(ベラルーシ)

【68kg級】
[1]Khanum Veliyeva(ロシア)
[2]Ksenia Burakova(ロシア)
[3]Delgermaa Enkhsaikhan(モンゴル)
[3]Nurzat Nurtaeva(キルギス)

【72kg級】
[1]Burma Ochirbat(モンゴル)
[2]Davaanasan Enkh-Amar(モンゴル)
[3]Marina Surovtseva(ロシア)
[3]Mardona Kadamova(ウズベキスタン)

【76kg級】
[1]Ekaterina Bukina(ロシア)
[2]Anastasia Zimenkova(ベラルーシ)
[3]Evgeny Zakharchenko(ロシア)
[3]Rita Talismanova(ロシア)







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

    

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に