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2023.03.17

東京オリンピック王者ゲーブル・スティーブンソン(米国)がパリ挑戦を宣言、“二刀流”を目指す

▲東京オリンピック王者のゲーブル・スティーブンソン(米国)。パリでの2連覇を目指す

 

 2021年東京オリンピックの男子フリースタイル125kg級で優勝し、世界最大のプロレス団体WWEと契約してプロレスでのデビュー戦にそなえているゲーブル・スティーブンソン(米国)が、2024年パリ・オリンピックを目指すことを明らかにした。米国の総合格闘技サイトのインタビューに答えた。

 同選手は、東京オリンピックの決勝で世界選手権3連覇のゲノ・ペトリアシビリ(ジョージア)と対戦し、ラスト1秒で逆転勝ち。米国の最重級に1992年バルセロナ大会以来の金メダルをもたらした。

 その後、WWE入りを宣言。翌年3月の全米大学(NCAA)選手権で2度目の王者に輝き、レスリング・シューズをマットの中央に置いてレスリング引退の意思を示した。

 現在はプロレス・デビューの準備をしているが。インタビューでは「マットが恋しい。自分の技術を披露して、いいパフォーマンスを実行し、全国大会で優勝するのが恋しい。私には、まだ闘う気持ちが残っている」とコメント。WWEのプロレスラーとしての大成を目指しつつ、レスリングに復帰して2024年パリ・オリンピックの出場と優勝を目指す意思を話した。

 WWEのスターとなったカート・アングル(1996年アトランタ大会フリースタイル100kg級王者)もレスリング復帰を目指したことがあったが、年齢的に峠を超えていたこともあり、夢はかなわなかった。

 スティーブンソンは現在22歳(5月で23歳)。オリンピックの優勝の直後、最重量級の選手とは思えないような見事な後方空中回転を披露した運動神経をもって、プロレスとレスリングの“二刀流”を成功させるか。

▲優勝後は、最重量級選手とは思えない見事な後方空中回転を見せた







2023年世界選手権/激戦の跡
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