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2023.04.02

ロシアとベラルーシのオリンピック出場可否は7月以降…IOC・バッハ会長

 

 共同通信やロイター通信など世界の主要メディアは、国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ会長が3月30日、IOC理事会後の記者会見で、「ウクライナ侵攻に伴って国際大会からの除外が続くロシアとベラルーシ両国選手のパリ・オリンピック出場可否は、7月26日の開幕1年前を過ぎてからの判断になるとの考えを示した」と報じた。

▲ロシアとベラルーシをめぐり、難しい舵取りを余儀なくされているIOC。中央がバッハ会長=IOCサイトより

 IOCは今年1月、両国選手の国際大会復帰に向けて、個人資格での「中立」選手に限定することなどを条件を各競技の国際連盟に勧告。夏季オリンピック国際競技連盟連合(ASOIF)アジア・オリンピック評議会(OCA)がこの方針を支持した。OCAは9月のアジア大会(中国・杭州)で両国選手に出場の機会を提供することを明らかにし、同アスリート委員会も「歓迎」の決議をした。

 国際フェンシング連盟(FIE)は3月10日の臨時総会で両国の選手の国際大会出場を許可することを投票で決め、7月の世界選手権(ミラノ)に参加させる見込み。国際卓球連盟(ITTF)も、両国選手が中立の厳格な条件の下での大会参加の支持を明らかにし、早ければ5月にも両国選手の参加を認めるという。

 一方、ウクライナはロシアが参加する場合は出場ボイコットも辞さない姿勢を見せ、他に反発している国も多い。日本を含む30を超える国が中立の定義の明確化を求める声明に署名。

 ロシアも、個人の参加のみを認めて、団体競技の参加は認めないというIOCの方針に反発。ロシア・オリンピック委員会のポズドニャコフ会長は「条件は絶対に容認できない。国籍による差別だ」とIOCを批判。情勢は混とんとして、着地点がまったく予想できない状況となっている。

 世界レスリング連盟(UWW)は、両国の国際大会出場を認めない当初のIOCの方針に従っており、今後の方針については明らかにしていない。

 







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