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2023.05.23

【2023年東日本学生リーグ戦・特集】今年は最重量級を席巻するか、2年目を迎えたアビレイ・ソヴィット(山梨学院大=カザフスタン)

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 2年目を迎えたカザフスタンからの留学生、アビレイ・ソヴィット(山梨学院大)は5試合に出場して全勝をマーク。日本のレスリングにも慣れ、今季はタイトルの独占を期待できそうな活躍を見せた。

 全試合終了後は、「(最終戦の日体大戦でも)自分は勝ったけれど、チームは負けてしまったので…」と、表情は今ひとつだが、無観客だった昨年に比べて応援合戦に熱が入っており、試合中の気持ちはかなり高揚したもよう。「日本で初めてこうしたムードの中で試合をした。とてもよかった」と振り返った。

 昨年度の秋までは97kg級に出場していたが、パワーアップのおかげで110kgにまで増えた。技も数多く使えるようになって、ワンランク上の強さを身につけたのは確か。「山梨学院大の環境はとても気に入っています。コーチにも感謝しています」と言う。

 同大学では、グレコローマン130kg級で昨年のJOCジュニアオリンピック優勝の山田康瑛が同じ最重量級の選手として練習をよくやるが、フリースタイルの選手では86kg級大学王者の五十嵐文彌の名前を挙げ、「いい練習ができています」と話した。

▲グレコローマンで全日本2位の小畑詩音(日体大)を破ったアビレイ・ソヴィット(山梨学院大)。今年は学生のタイトルを独占するか=撮影・矢吹建夫

急成長の五十嵐文彌とともに世界へ飛躍する!

 五十嵐は、昨年の対戦成績で分の悪かった髙橋夢大(日体大)を破るなど成長著しい選手。「アビレイ選手と練習しているからかな?」との誘い水に、「いえ、負けることもあるんです。お互いにとって、いい練習相手です」と、ともに成長していることを強調。U20世界選手権(8月、ポーランド)の出場が内定している五十嵐を「優勝するんじゃないかな。そうなれば、チームメートとして、とても誇らしいですね」と評価し、好成績を予想した。

 自身は、カザフスタンのU23の大会(125kg級)で優勝し、来月のU23アジア選手権(キルギス)の代表権を獲得。そこでいい成績を残せば、10月のU23世界選手権(フィンランド)にも出場できるという。ともに国際舞台での飛躍を目指す境遇。練習に熱が入りそう。

 国内では、まず8月の全日本学生選手権の優勝が目標。昨年の同大会は、五十嵐とともにコロナにかかってしまって不出場。今年は、“強力タッグ”で学生の王者、さらにはU20とU23の世界王者を目指す。







2023年世界選手権/激戦の跡
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