世界レスリング連盟・アジア(UWWアジア)の2022年の男子フリースタイル・ベストレスラーに輝いた成國大志選手(MTX GOLDKIDS)と、女子のベスト・コーチに選手された金浜良コーチ(サントリー)が、記念の盾を手にした。6月9日にキルギス・ビシュケクで行われた総会に出席した日本協会役員が受け取り、6月中に両氏に手渡した。
成國は昨年、男子フリースタイル70kg級でアジア選手権と世界選手権で優勝。3人いた両大会制覇の選手の中で、アジア選手権では前年世界2位の選手を破っての優勝、世界選手権では5試合を勝ち抜いた内容が評価されて選ばれた。
日本からは2019年世界選手権優勝の太田忍(男子グレコローマン63kg級)に続く受賞。
金浜コーチは、日本代表チームの監督として、シニア・アジア選手権でアジア選手権(モンゴル)で「金7・銀2」を取り、国別対抗得点で2位のモンゴルに60点の大差をつけて優勝。シニア世界選手権では「金5・銀1・銅3」の成績を残し、国別対抗得点で8大会連続優勝を飾り、U17・20世代の世界での活躍も評価された。
日本からは2019・21年の笹山秀雄コーチに続く受賞。