日本レスリング協会公式サイト
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2023.08.07

【2023年インターハイ・特集】4面マットのモニターを審判長席に集約、無線でやりとり

 

 複数方向からのビデオ撮影など、チャレンジ(ビデオチェック要求)に関する新技術の導入は日進月歩(にっしんげっぽ=絶えず進歩すること)だが、2023年インターハイでは審判長の席に4台のモニターが設置され、各マットと無線(トランシーバー)で連絡を取り合ってのビデオチェックが行われた。

 これまでは、チャレンジのスポンジが投げられると、審判長がそのマットへ出向き、マットサイドにあるモニターを見て判定が下された。マットへの移動時間はわずかだが、マットが4面あればその距離も長くなる。「ちりも積もれば山となる」で、1日のトータルで考えるとかなりの時間。その時間が節約される。

▲審判長席に並べられた4面マットのモニター

 世界選手権ではこの方式が採用されているが、インターハイでは昨年の高知大会で初採用され、今年も実施した。猿田充・審判委員長は「以前より、やりやすくなりました。明治杯や天皇杯(ともに2面マット)では実施していますが、経費の問題さえクリアできれば、今後のインターハイや国体でも採用してほしいです」と話した。

 ただ、レフェリーと違って審判長は動かないわけで、各マットへ移動することがなくなった分、さらに運動量が減る。これまで以上に健康に留意しなければならないだろうが…。







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