日本レスリング協会公式サイト
JAPAN WRESTLING FEDERATION
日本レスリング協会公式サイト
2023.08.07

小川大和(長崎・島原高)と前原晟人(宮崎・都城西高)が優勝、団体は3位…2023年U17世界選手権・最終日

▲金メダル獲得の前原晟人(宮崎・都城西高)と小川大和(長崎・島原高)=チーム提供

¸

 

 2023年U17世界選手権最終日は8月6日、トルコ・イスタンブールで前日開始の男子フリースタイル5階級の敗者復活戦と
ファイナルが行われ、51kg級の小川大和(長崎・島原高)と60kg級の前原晟人(宮崎・都城西高)が優勝した。3位決定戦に進んだ92kg級の甫木元起(佐賀・鳥栖工高)は敗れて5位。

 小川はU17アジア選手権2位のロヒト(インド)と対戦。4点タックルを決めるなどして9-2とリード。終了間際に追い上げられたものの9-8で振り切った。初の国際大会で金メダルを獲得。決勝の相手は、6月のU17アジア選手権で小川のライバルの赤木烈王(兵庫・猪名川高)が優勝したときの決勝の相手。日本で競り合っている2選手がインドの強豪を破った。

▲躍進するインド選手を破って優勝の小川大和=UWWサイトより

 前原もU17アジア選手権2位のイラン選手と対戦。1-1のラストポイントでリードされて試合が進んだが,終了15秒前にテークダウンを決めて逆転。相手のチャレンジ失敗があって4-1で勝った。インターハイでベスト8の選手が初の国際大会で優勝を勝ち取った。

 甫木はU17アジア選手権優勝のイラン選手と対戦。グラウンドで失点を重ねてしまい、メダルに手が届かなかった。45kg級の松浦充希(愛知・刈谷クラブ)と71kg級の神谷樹生(三重・いなべ総合学園高)は敗者復活戦で敗れ、上位進出はならなかった。

 男子フリースタイルは「金2・銀1」を獲得。男子フリースタイルの優勝選手誕生は2017年の榊流斗以来6年ぶり。2階級優勝は2013年の男子グレコローマン(小栁和也アーセン佐々木)以来となる。国別対抗得点は106点をマークし、イラン、米国に続いての3位。昨年の9位を上回り、2019年の4位を上回って大会史上最高の成績となった。

 各選手の成績は下記の通り。

▲決勝は終了間際に逆転、粘り勝ちで金メダルを引き寄せた前原晟人=同

▲世界カデット選手権の時代から、男子フリースタイルで初めて3位入賞を成し遂げたチーム=同


男子フリースタイル

 【45kg級】松浦充希(愛知・刈谷クラブ)  7位=14選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[4-7]Nurmukhamed TURDALY(カザフスタン)
2回戦 ●[0-8]Gor BUNIATYAN(アルメニア)
1回戦 ○[8-2]Buyanjargal BATMUNKH(モンゴル)

----------------------------------------

 【51kg級】小川大和(長崎・島原高)   優勝=17選手出場《トーナメント表》
決 勝  ○[9-8]Rohit ROHIT(インド)
準決勝 ○[4-1]Amirmohammad Saleh NAVAZI(イラン)
3回戦 ○[Tフォール、0:58=10-0]Yandel Enrique MORALES(プエルトリコ)
2回戦 ○[7-1]Sasha PETROSYAN(アルメニア)
1回戦  BYE

----------------------------------------

 【60kg級】前原晟人(宮崎・都城西高)    優勝=24選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[4-1]Sajad Gholamhassan PIRDAYEH(イラン)
準決勝 ○[Tフォール、1:53=11-0]Zandanbat BATSAIKHAN(モンゴル)
3回戦 ○[2-1]Iasin BERSANUKAEV(AIN=ロシア)
2回戦 ○[4-2]Gabriel Alejandro SANCHEZ ZEPEDA(メキシコ)
1回戦  BYE

----------------------------------------

 【71kg級】神谷樹生(三重・いなべ総合学園高)   8位=24選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[4-7]Alp Arslan BEGENJOV(トルクメニスタン)
2回戦 ●[Tフォール、2:36=0-10]Seyedabolfazl Seyed Ayyoub HOSSEINI(イラン)
1回戦 ○[Tフォール、3:48=10-0]Nodar TEVZADZE(ジョージア)

----------------------------------------

 【92kg級】甫木元起(佐賀・鳥栖工高)   5位=20選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[Tフォール、1:58=2-12]Toohid Amirali NOORY(イラン) 
準決勝 ●[Tフォール、1:56=0-10]Sandro KURASHVILI(ジョージア)
3回戦 ○[6-4]Aliaksei KULAKOU(AIN=ベラルーシ)
2回戦 ○[Tフォール、14-3]Said PASHAYEV(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[9-0]Suleyman MUSAGULYYEV(トルクメニスタン)

----------------------------------------

  《国別対抗得点》
[1]イラン 156点、[2]米国 126点、[3]日本 106点、[4]アゼルバイジャン 84点、[5]アルメニア 79点、[6]インド 74点、[7]ジョージア 72点、[8]カザフスタン 64点、







JWF WRESTLERS DATABASE 日本レスリング協会 選手&大会データベース

    

年別ニュース一覧

サイト内検索


【報道】取材申請について
-------------

● 間違いはご指摘ください
本ホームページ上に掲載されている記録や人名に誤りがある場合は、遠慮なくご指摘ください。調査のうえ善処いたします。 記録は、一度間違うと、後世まで間違ったまま伝わります。正確な記録を残すためにも、ご協力ください。


アスリートの盗撮、写真・動画の悪用、悪質なSNSの投稿は卑劣な行為です。
BIG、totoのご購入はこちら

SPORTS PHARMACIST

JADA HOMEPAGE

フェアプレイで日本を元気に