2023年U20世界選手権第2日は8月15日、新たに男子フリースタイル5階級がスタート。86kg級の五十嵐文彌(山梨学院大)が4試合を無失点のテクニカルフォールで勝ち抜き、決勝進出を決めた。
五十嵐は、U20欧州選手権3位のジョージア選手と2位のアルメニア選手を破るなどし、準決勝はシニアの舞台でも成績を残しているエウゲニウ・ミハルセアン(モルドバ)にも勝利。総スコア41-0で勝ち抜いた。決勝は、昨年王者で今年はU23とU20欧州選手権を制しているラヒム・マガマドフ(フランス)と対戦する。
61kg級の坂本輪(東京・自由ヶ丘学園高)は1、2回戦を勝ち抜いたものの、3回戦でマケドニア選手に敗れ、74kg級の神谷龍之介(日体大)は1回戦を勝ったあと。2回戦でAIN(中立=ロシア)選手に黒星。92kg級の菊地一瑳(明大)と125kg級の藤田龍星(日大)は1回戦で敗れ、いずれも敗者復活戦に回れなかった。
各選手の成績は下記の通り、
【61kg級】坂本輪(東京・自由ヶ丘学園高) 24選手出場《トーナメント表》
3回戦 ●[フォール、1:56=0-3]Besir ALILI(マケドニア)
2回戦 ○[Tフォール、1:44=10-0]Dario DITTRICH(ドイツ)
1回戦 ○[フォール、4:29=14-3]Musa AGHAYEV(アゼルバイジャン)
※敗者復活戦へ回れず
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【74kg級】神谷龍之介(日体大) 27選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[2-3]Anton SUCHKOV(AIN=ロシア)
1回戦 ○[5-2]Tanner R PEAKE(プエルトリコ)
※敗者復活戦へ回れず
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【86kg級】五十嵐文彌(山梨学院大) 26選手出場《トーナメント表》
決 勝 Rakhim MAGAMADOV(フランス)=16日に実施
準決勝 ○[Tフォール、4:20=10-0]Eugeniu MIHALCEAN(モルドバ)
3回戦 ○[Tフォール、5:49=10-0]Mushegh MKRTCHYAN(アルメニア)
2回戦 ○[Tフォール、4:32=10-0]Harun KILIC(トルコ)
1回戦 ○[Tフォール、2:27=11-0]Tornike SAMKHARADZE(ジョージア)
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【92kg級】菊地一瑳(明大) 18選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[フォール、1:27=0-5]Ravan MUSAYEV(アゼルバイジャン)
※敗者復活戦へ回れず
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【125kg級】藤田龍星(日大) 19選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[0-9]Levan LAGVILAVA(フランス)
※敗者復活戦へ回れず