(2023年10月4~7日、中国・杭州 / この階級は10月4日に実施)
昨年と今年の世界王者ジョルマン・シャルシェンベコフ(キルギス)がエントリー。世界選手権の激闘から約2週間だが、実力を発揮して世界チャンピオンの実力を見せるか。
2021年世界選手権63kg級優勝のメイサム・ダルハニ(イラン)は、今年2月のエジプトでのUWWランキング大会でも同級優勝を遂げているが、60kg級での闘いは最近では経験がない。減量をうまくこなすかどうかが鍵ではないか。
昨年の世界選手権3位のアイドス・スルタンガリ(カザフスタン)は今年8月の「ドイツ・グランプリ」で優勝と実力をキープしている。今年の世界選手権3位のカオ・ルゴ(中国)とイスロムジョン・バフラモフ(ウズベキスタン)が、アジアの栄冠を取るか。バフラモフは2019年アジア選手権のチャンピオン。
国際舞台に復帰する北朝鮮からエントリーした2019年アジア選手権2位のリ・セウンが、どのくらいの強さをキープしているかが注目される。文田健一郎を破った実績を持つ24歳。パリ・オリンピックへ向けても強さが気になることころ。
2021年世界選手権7位の鈴木絢大(レスターホールディングス)が、世界王者らの強豪を破ってグレコローマン最軽量級の伝統を守るか。
《エントリー選手》=16選手エントリー
鈴木絢大(レスターホールディングス)
Zholaman SHARSHENBEKOV(キルギス)=2022・23年世界選手権優勝
Meysam DALKHANI(イラン)=2021年世界選手権63kg級優勝
Aidos SULTANGALI(カザフスタン)=2022年世界選手権3位
Liguo CAO(中国)=2023年世界選手権3位
Islomjon BAKHRAMOV(ウズベキスタン)=2023年世界選手権3位
Seung RI(北朝鮮)=2019年アジア選手権2位
Pros CHRAY(カンボジア)
Jui Chi HUANG(台湾)
Gyanender DAHIYA(インド)
Suparmanto SUPARMANTO(インドネシア)
Hanjae CHUNG(韓国)
Aslamjon AZIZOV(タジキスタン)
Thanwa SUTDI(タイ)
Arslanbek ZAKIRBAEV(トルクメニスタン)
Tien Hai BUI(ベトナム)