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【2023年アジア大会・展望(3)】世界V2のアクジョル・マフムドフ(キルギス)の快進撃が続くか…男子グレコローマン77kg級

▲2度の世界選手権を含めて国際大会を6大会連続優勝のアクジョル・マフムドフ(キルギス)=2022年世界選手権

 

(2023年10月4~7日、中国・杭州 / この階級は10月4日に実施)


 昨年と今年の世界選手権を制したアクジョル・マフムドフ(キルギス)が、世界選手権の激闘から約2週間で参戦する。2022・23年のアジア選手権で2年連続優勝。2022年8月から2度の世界選手権を含めて国際大会を6大会連続優勝と、向かうところ敵なしの快進撃。優勝候補の筆頭と言えるだろう。

 今年のアジア選手権2位のアミン・カビヤニネヤド(イラン)、同3位のリウ・ルイ(中国)櫻庭功大(自衛隊)、同72kg級3位のビカス(インド)、U23アジア選手権優勝のディルショド・オモンゲルディエフ(ウズベキスタン)らが、その進撃を阻止できるか。

 67kg級のリュ・ハンス(柳漢壽)とともに韓国レスリング界を支えた2012年ロンドン・オリンピック66kg級王者のキム・ヒョンウ(金炫雨=韓国)がエントリーしてきた。34歳。今年のアジア選手権で櫻庭が撃破するなど、往年の実力はないと思われるが、オリンピック王者の実力はあなどれまい。


 《エントリー選手》=12選手エントリー
櫻庭功大(自衛隊)
Akzhol MAKHMUDOV(キルギス)=2022・23年世界選手権優勝
Amin KAVIYANINEJAD(イラン)=2023年アジア選手権2位
Rui LIU(中国)=2023年アジア選手権3位
VIKAS(インド)=2023年アジア選手権3位
Dilshod OMONGELDIEV(ウズベキスタン)=2023年U23アジア選手権優勝
Hyeonwoo KIM(韓国)=2019年アジア選手権優勝(2012年ロンドン・オリンピック優勝)
Sophak KEO(カンボジア)
Andika SULAEMAN(インドネシア)
Azat SADYKOV(カザフスタン)
Bakhit BADR(カタール)
Wisit THAMWIRAT(タイ)

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