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【2023年世界選手権・展望(23)】2年連続2位のレリ・アブラーゼ(ジョージア)が世界一を目指す…男子グレコローマン63kg級

 

(2023年9月16~24日、セルビア・ベオグラード)


 2年連続で世界選手権2位だったレリ・アブラーゼ(ジョージア)が、第1シードで出場する今年こそ優勝を目指す。今年の欧州選手権と6月のキルギスでの国際大会で優勝と“前哨戦”で好調な成績を残している。

▲2年連続準優勝を返上したいレリ・アブラーゼ(ジョージア)=2022年世界選手権

 最大の敵は、第3シードのイマム・ホセイン・クーン・モハマディ(イラン)か。昨年、U20とU23の世界選手権を連覇し、今年は4月のアジア選手権で勝つなど急成長している選手。キルギスでの国際大会は、アブラーゼに5-6で敗れており、リベンジしての優勝を目指す。

 両者の決勝での対決を阻止する可能性があるのは、アブラーゼには第4シードのムハメダリ・マムルベク(カザフスタン)でアジア選手権3位の選手、モハマディには第2シードのフラチヤ・ポグホシャン(アルメニア)で欧州選手権3位の選手。それぞれワンランク上の成績を目指す。

 アジア選手権2位のシェルムハマド・シャリジャノフ(カザフスタン)、昨年5位のムラド・マンマドフ(アゼルバイジャン)らが優勝争いにからむか。


シード選手(8月現在=最終エントリーで変わる場合があります)

No.1 – Leri ABULADZE(ジョージア)=2022年世界選手権2位/2023年欧州選手権優勝
No.2 – Hrachya POGHOSYAN(アルメニア)=2023年欧州選手権3位
No.3 – Iman Hossein Khoon MOHAMMADI(イラン)=2023年アジア選手権優勝
No.4 – Mukhamedali MAMURBEK(カザフスタン)=2023年アジア選手権3位
No.5 – Shermukhammad SHARIBJANOV(ウズベキスタン)=2023年アジア選手権2位
No.6 – Ivan LIZATOVIC(クロアチア)
No.7 – Murad MAMMADOV(アゼルバイジャン)
No.8 – Madiyar MALTEKBAYEV(カザフスタン)

※カザフスタンから2選手が入っていますが、出場はどちらか1選手です


エントリー選手(8月現在=最終エントリーで変わる場合があります)

池田龍斗(日本)
Astemir BIZHOEV (AIN)
Hrachya POGHOSYAN (ARM)
Murad MAMMADOV (AZE)
Abu AMAEV (BUL)
Zheng LI (CHN)
Ivan LIZATOVIC (CRO)
Stefan CLEMENT (FRA)
Leri ABULADZE (GEO)
Etienne KINSINGER (GER)
Krisztian KECSKEMETI (HUN)
Iman MOHAMMADI (IRI)
Mukhamedali MAMURBEK (KAZ)
Dastan KADYROV (KGZ)
Jinwoong JUNG (KOR)
Alexis RODRIGUEZ (MEX)
Mairbek SALIMOV (POL)
Perica DIMITRIJEVIC (SRB)
Akmyrat GELDIYEV (TKM)
Enes BASAR (TUR)
Oleksandr HRUSHYN (UKR)
Xavier JOHNSON (USA)
Vikram KURADE (UWW)
Shermukhammad SHARIBJANOV (UZB)

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