(2023年9月16~24日、セルビア・ベオグラード)
昨年の世界チャンピオン(アナスタシア・ニチタ=モルドバ)は57kg級へ下げ、2位(グレース・ブレン=ノルウェー)と3位の一人(元木咲良)は階級を上げた。
昨年3位のジョウィタ・ウルゼシエニ(ポーランド)が第1シードで、昨年9位のディアナ・カユモワ(カザフスタン)が第2シード、昨年5位のザン・キ(中国)が第4シード。ウルゼシエニは今年の欧州選手権5位、カユモワはアジア選手権4位、ザン・キは同8位で、いずれも卓越した実力はない。
57kg級でアジア選手権を制した南條早映(東新住建)と、オリンピックに3度出場し2014年に63kg級で世界一に輝いたユリア・トカチ(ウクライナ)の争いとなるか。今月中に34歳になるトカチは、今年の欧州選手権で優勝し、エジプトとキルギスの国際大会で優勝するなど実力をキープ。第3シードに入っている。
第6シードのオセリー・ホイエ(ノルウェー)は、女子レスリングの初期の頃、4度世界一に輝いているグドルン・ホイエの娘。今年2月の「クリッパン女子国際大会」(スウェーデン)で優勝、欧州選手権3位と台頭している。母娘での世界チャンピオンに挑む。
No.1 – Jowita WRZESIEN(ポーランド)=2022年世界選手権3位
No.2 – Diana KAYUMOVA(カザフスタン)
No.3 – Yuliia TKACH(ウクライナ)=2023年欧州選手権2位
No.4 – Qi ZHANG(中国)
No.5 – Alyona KOLESNIK(アゼルバイジャン)
No.6 – Othelie HOEIE(ノルウェー)=2023年欧州選手権3位
No.7 – Siwar BOUSETA(チュニジア)
No.8 – Jennifer PAGE(米国)
南條早映(日本)
Krystsina SAZYKINA (AIN)
Alyona KOLESNIK (AZE)
Dzhanan MANOLOVA (BUL)
Laurence BEAUREGARD (CAN)
Qi ZHANG (CHN)
Maria BAEZ (ESP)
Elena BRUGGER (GER)
Laralei GANDAOLI (GUM)
Tamara DOLLAK (HUN)
Diana KAYUMOVA (KAZ)
Susana LOZANO (MEX)
Bolortuya KHURELKHUU (MGL)
Othelie HOEIE (NOR)
Jowita WRZESIEN (POL)
JOVANA RADIVOJEVIC (SRB)
Siwar BOUSETA (TUN)
Mehlika OZTURK (TUR)
Yuliia TKACH (UKR)
Jennifer PAGE (USA)
ANJLI (UWW)