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2024.02.23

2024年クリッパン女子国際大会(スウェーデン)出場の日本チームが帰国

▲全選手メダル獲得で帰国した日本チーム(左から階級順)

 

 2月17~18日にスウェーデン・クリッパンで行われた2024年「クリッパン女子国際大会」のシニアの部に出場し、そのあと現地での合同合宿に参加した高校生選抜の日本チームが2月22日、羽田空港に帰国した。大会では「金4・銅1」を獲得。U20世代であるにもかかわらず、シニアの国際舞台でも通じる実力を見せた。

 昨年に続いて参加の正田絢子監督(京都・丹後緑風高教)は、欧州選手権と大会日程が重なっていたので、トップ選手はいなかったとしつつ、それに近い選手もいて、「(各国で)トップ選手を目標する選手が結果を出すために必死になっていた」と振り返る。そのメンバーを相手に、高校選手が結果を出せたことを評価した。

 強豪相手に接戦の試合もあったが、「その中で『1点差ででも勝つ』という気持ちが出ていた」と言う。一方で、相手の攻撃を見てしまったり、最終的にはワンチャンスをものにして勝つことができても、そこにいくまでに思い切って攻め込む勇気に欠けたりした面もあった。最初から攻撃して、試合を一気に決める覚悟を持つことを今後の課題とした。

 外国チームからは「(大会後の)合宿にも出るのか?」「いつまでいるのか?」などと聞かれることが多く、ジュニア世代であろうと日本の動向は注目の的。選手も「あしたやろうね」などと積極的に練習を申し込んでくることが多かった。試合とは違った実践練習を積むことができた。

 コロナ禍が収束して海外遠征の機会も多くなったので、「これから多くの経験をして、もっと伸びてほしい」と期待した。

▲羽田空港で最後のミーティング

 同じく昨年に続く参加の齋藤ほのかコーチ(東京・安部学院高教)は「全員がメダルを取れたことはよかった。スコアを見れば内容もよかったと思いますけど、選手に話を聞くと『グラウンドで一気に決められなかったら、もつれていた』という感触の相手もいたようです」とのこと。ただ、合宿ではその相手としっかり練習しているなど、「弱点を克服する積極的な姿勢がありました」と評価した。

 日本選手の試合や練習を撮影しているビデオカメラの多さを感じた遠征だったと言う。「10代選手とはいえ、外国は日本をしっかり研究している。研究に負けないだけの実力をつける必要性を感じた」と話す一方、注目されるのはマットの上だけではないことも強調。ホテルでもどこでも、「常に多くの人から見られていることを意識し、恥ずかしくない行動をすることが大事。強いだけじゃ駄目」と、マット以外でも手本となる行動の重要性を訴えた。


 ■50kg級優勝・坂根海琉子(京都・丹後緑風高=チーム最多の5試合を勝ち抜いて優勝)「オリンピック階級ということで、最初はすごく緊張していて、1試合目は脚が動かず、厳しい闘いになるかな、と思いました。2試合目からは動き、順調に勝つことができました。試合のときは分からなかったのですが、合宿のときに相手の年齢を聞いて、自分より上の選手もけっこういました。やはり、うまさはありました。

大会と合宿で、いいところも悪いところも見つけられました。悪いところは直して、これからの試合に勝っていきたい。日大へ進みます。今年は、まずジュニアクイーンズカップで勝ち、U20世界選手権で優勝することが目標です」


 ■57kg級優勝・内田颯夏(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高=3試合に圧勝で、国際大会を5大会連続優勝)「初めてのシニアの国際大会。緊張していた面がありましたし、思い通りにいかないこともありました。それでも、『自分の方が強い』と信じて闘ったので、この結果につながったのだと思います。

今回の選手は、レベル的には今ひとつだったと思います。これから全日本トップレベルの選手と練習を重ねて、世界選手権でも勝てるような練習をしていきたい。今年は、高校の試合を全部勝ち、明治杯(全日本選抜選手権)、天皇杯(全日本選手権)でも勝つことが目標です」


 ■62kg級優勝・小野こなみ(東京・日体大桜華高=4試合すべてに第1ピリオドのテクニカルスペリオリティ勝ち。3大会目で国際大会初優勝)「グラウンドを返してポイントを取れたことが、この結果につながったと思います。自分から攻めていけました。初めてのシニアの国際大会で優勝できたことはうれしいですけど、目標は世界選手権で優勝することです。これから本格的に(U20やシニアで)闘うには、もっと頑張らないとならないと思います。今年は、U20でジュニアクイーンズカップで勝ち、世界選手権でも勝って、去年のU17世界選手権2位のリベンジをしたい」


 ■68kg級優勝・北出桃子(愛知・至学館高=4試合を無失点で国際大会初優勝)「手こずったところもありましたけど、得意のタックルを全試合決めることができたのはよかった。相手は、やはり(外国選手特有の)パワーがあったので、少し戸惑いましたが、それをうまく利用できました。去年のU20世界選手権ではメダルを取れなかったので、このメダルを糧に頑張っていきたい。(国内のライバル、星野レイは昨年U20のアジアと世界を制したが)とても追いついたとは思っていません。追いつけるように頑張りたい」


 ■53kg級3位・竹内美保子(神奈川・日大藤沢高=2年連続優勝ならず)「負けたのは終了間際の逆転負け。相手の『勝ちたい』という気持ちに負けてしまったからだと思います。技術面での問題もあったと思いますが、相手の気持ちが強かったのだと思います。銅メダルは悔しいです。日大へ進みます。ひとつ上の世代なので、まず体をつくり、1からスタートという気持ちで、今年のU20世界選手権優勝を目標に頑張ります」







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