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2024.03.01

【特集】青少年総合センターでの伝統大会を受け継ぐ! 東京新宿ライオンズ杯東京都少年少女選手権がスタート

 

 昨年まで34年にわたってキッズ・レスリングを支援してきた東京新宿ライオンズクラブが、新たに東京都少年少女選手権を立ち上げ、2月24日、東京都レスリング協会主管、全日本マスターズレスリング連盟後援のもと、東京・青少年総合センターで第1回大会が開催された。

 今年は大会開催を決めてからの準備期間が短く、翌日開催の全日本マスターズ選手権と合わせて23・24日の2日間のみの会場使用。設営の関係で23日をフルに使うことができず、幼年と小学1・2年の部のみの実施を余儀なくされて、参加は147選手。来年は1月に2大会合わせて3日間の会場確保ができたので、この大会は丸1日を使い、小学校6年生までの大会へ拡大する。500人規模の大会になり、より多くのキッズ選手に目標を与える予定だ。

▲参加選手。今年は小学校2年生までだったが、来年からは6年生までの大会になる予定

 大会運営に尽力した白井正良・競技実行委員長は「多くの少年少女選手に参加してもらい、有意義な大会になったと思います」と振り返る。開会式は、選手のみがマットに並ぶのが普通だが、幼児や小学1・2年生のみで上級生がいない状況では、きちんと並んでくれないので、保護者や指導者も一緒に並ぶこともできるように配慮。これが大会の一体感につながり、「かえってよかったですね」と言う。

 以前、毎年1月に「少年少女東京選手権」という大会が同所で開催されており、東京近郊の選手にとっては年明けの目標となる大会だった。伊藤飛未来選手(現自衛隊)ら現在の全日本トップ選手も数多く出場していた(関連記事)。しかし、コロナ禍で開催できなかったあと、青少年総合センターの改修工事のため昨年大会も中止。

 笹原正三・大会会長(日本協会・元会長)が昨年3月に死去したこともあり、再開されることなく30年にわたる大会にピリオドが打たれた。それに代わるべく大会となったわけで、東京都レスリング協会の工藤章副会長は「来年は、もっと大きな大会になる。ライオンズクラブと都協会が全面的に協力し、この大会からオリンピック選手を生みたい」と、第2回大会でのさらなる飛躍を誓った。

▲3面マットで熱戦が展開された

▲開会式で開会宣言する東京新宿ライオンズクラブの中西徹・第一副会長

 

 







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