世界レスリング連盟・アジア(UWWアジア)は4月18日、キルギス・ビシュケクで総会を開催し、2023年の女子のベスト・レスラーに、53kg級のアジア選手権と世界選手権を制した藤波朱理(日体大)を、女子のベスト・コーチに日本協会の金浜良ヘッドコーチ(サントリー)を選出した。金浜コーチは2年連続の選出。総会に参加していたUWWアジアの富山英明・名誉副会長(日本協会会長)が代理で賞を受けた。
日本からのベスト・レスラーは、2019年世界選手権優勝の太田忍(男子グレコローマン63kg級)、2022年アジア&世界選手権優勝の成國大志(男子フリースタイル70kg級)に続く受賞。女子のベスト・コーチは、2019・21年の笹山秀雄コーチ、2022年の金浜コーチに続く。この賞は2019年に始まり、女子ベスト・コーチは日本のコーチが独占している(2020年はコロナのため選考なし)。
7月にサウジアラビアで予定されていたU15・20アジア選手権を同国が返上。代替国としてタイ、カザフスタン、モンゴルが名乗りを挙げ、精査した後、決定されることになった。
他に、U15の年齢の選手はどの大会に出る場合もライセンス料不要を決めた。