【ブダペスト(ハンガリー)、取材・撮影=布施鋼治】世界レスリング連盟(UWW)のランキング大会「イムレ・ポリヤク&ヤノス・バルガ国際大会」第2日は6月7日、ハンガリー・ブダペストで男子フリースタイルなどが行われ、86kg級の石黒隼士(自衛隊)が銅メダルを獲得した。
石黒は初戦の2回戦で、昨年の世界選手権2位で2021年世界王者のハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)と対戦し、テクニカルスペリオリティで敗れた。
ヤズダニチャラティが決勝へ進んだことで、敗者復活戦に回り、プエルトリコ選手の負傷棄権で3位決定戦へ。昨年の世界3位で2022~24年のアジア選手権を制しているアザマト・ダウレトベコフ(カザフスタン)と対戦し、5-1で撃破。銅メダルを手にした。
2選手が1位に認定された今年4月のパリ・オリンピック・アジア予選を別にして、昨年のアジア選手権の銅メダル以来の国際大会のメダル獲得。
石黒の成績は下記の通り。
【86kg級】石黒隼士(自衛隊) 3位=12選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[5-1]Dauletbekov, Azamat(カザフスタン)
敗復戦 ○[不戦勝]Ramos, Ethan Adrian(プエルトリコ)
2回戦 ●[VSU、4:46=12-2]Yazdani Charati, Hassan Aliazam(イラン)
1回戦 BYE