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2024.08.06

文田健一郎(ミキハウス)が決勝進出、尾﨑野乃香(慶大)は銅メダルに望み…2024年パリ・オリンピック第1日

 

 【パリ(フランス)】2024年パリ・オリンピック・レスリング競技は8月5日、シャン・ド・マルス・アリーナで開幕。男女3階級の準決勝までが行われ、男子グレコローマン60kg級の文田健一郎(ミキハウス)が世界王者相手を含む3試合に勝ち、決勝進出を決めた。女子68kg級の尾﨑野乃香(慶大)は2回戦で敗れ、敗者復活戦へ回る。

 文田は1回戦でパンアメリカン予選を勝ち上がってきたケビン・デアルマス(キューバ)、2回戦で昨年の世界選手権5位のメフディ・ネヤド(イラン)に、いずれもテクニカルスペリオリティ勝ちし、準決勝で2022・23年世界王者のジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)と対戦。

 昨年の世界選手権決勝で敗れていた文田は、0-1とリードされながら、第2ピリオド、そり投げで4-1と逆転。最後に2点を取られたが、1点差で世界王者を振り切った。昨年の世界選手権3位のカオ・リウゴ(曹利国=中国)と金メダルをかけて闘う。

▲0-1とリードされた後、一瞬のすきをついて必殺のそり投げが炸裂=撮影・保高幸子

▲世界V2の強豪を破り、オリンピック2大会連続で決勝進出の文田健一郎(ミキハウス)=撮影・保高幸子

 尾﨑は1回戦でベネズエラ選手にテクニカルスペリオリティで圧勝した。しかし、2回戦で2021年世界選手権優勝のメーリム・ジュマナザロワ(キルギス)に0-6とされる劣勢。いったんは6-6としてラストポイントによってリードを奪ったが、最後に2点を取られて敗れた。

 その後、ジュマナザロワが準決勝に勝って決勝進出を果たしたことで敗者復活戦の道がつながった。4月のアジア選手権で勝っている昨年の世界選手権2位のデルゲルマン・エンフサイハン(モンゴル)と対戦し、勝てば2021年東京オリンピック2位のブレッシング・オボルデュデュ(ナイジェリア)との3位決定戦へ進む。

 日本選手の成績は下記の通り。男子グレコローマン130kg級には出場していない。

▲尾﨑野乃香(慶大)は2021年世界チャンピオンに終了間際に逆転負け=撮影・保高幸子


男子グレコローマン

 【60kg級】文田健一郎(ミキハウス)  17選手出場《トーナメント表》
決 勝 Cao, Liguo(中国=曹利国)=6日に実施
準決勝 ○[4-3]Zholaman SHARSHENBEKOV(キルギス)
3回戦 ○[VSU、1:43=9-0]Mehdi S. MOHSEN NEJAD(イラン)
2回戦 ○[VSU、3:51=11-1]Kevin Y. E ARMAS RODRIGUEZS(キューバ)
1回戦  BYE


女子

 【68kg級】尾﨑野乃香(慶大)  16選手出場《トーナメント表》
敗者復活戦 Delgermaa ENKHSAIKHAN(モンゴル)=6日に実施
2回戦 ●[6-8]Meerim ZHUMANAZAROVA(キルギス)
1回戦 ○[VSU、0:32=10-0]Soleymi A. CARABALLO HERNANDEZ(ベネズエラ)







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