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2024.08.07

日下尚(三恵海運)が決勝進出、須﨑優衣(キッツ)は敗者復活戦へ…2024年パリ・オリンピック第2日(2)

お知らせ
本協会Facebook page / instagramに、保高幸子カメラマン撮影の試合写真が掲載されています。

 

 【パリ(フランス)】2024年パリ・オリンピック第2日は8月6日、シャン・ド・マルス・アリーナで新たに男女3階級がスタート。準決勝までが行われ、男子グレコローマン77kg級の日下尚(三恵海運)が3連勝して決勝進出を決めた。女子50kg級でオリンピック2連覇を目指した須﨑優衣(キッツ)は、1回戦で2018年アジア大会優勝のビネシュ・フォガト(インド)に黒星。フォガトが決勝へ進んだことで、敗者復活戦に回って銅メダルを目指す。

▲決勝進出を決めた日下尚(三恵海運)。日体大の先輩・文田健一郎(現ミキハウス)に続けるか=撮影・保高幸子

 日下は1回戦でアフリカ&オセアニア予選を勝ち上がってきたアブデルクリム・オウアカリ(アルジェリア)を、2回戦で昨年の世界選手権5位のアラム・バルダニャン(ウズベキスタン)を、いずれもテクニカルスペリオリティで連破。準決勝で昨年の世界選手権3位のマルハス・アモヤン(アルメニア)を3-1で破った。

 反対ブロックでは、2年連続世界王者のアクジョル・マフムドフ(キルギス)や昨年世界2位のサナン・スレイマノフ(アゼルバイジャン)が姿を消し、昨年の世界選手権5位のデメウ・ジャドラエフ(カザフスタン)と対戦する。

▲準決勝で、過去負けたことのあるマルハス・アモヤン(アルメニア)を撃破。金メダルまで、あと1勝=撮影・保高幸子

 須﨑は1回戦で、53kg級で東京オリンピックに出場したビネシュを攻めあぐみ、アクティビティタイムのみの2-0。ラスト10秒を切ったところでビネシュの攻撃を受けてテークダウンの2点。日本陣営はチャレンジ(ビデオチェック要求)を出したが、時間内のテークダウンと判断され、2-3で敗れた。

 フォガトが決勝へ進んだことで須﨑に敗者復活戦の道がつながり、欧州予選を勝ち抜いたオクサナ・リバチ(ウクライナ)と対戦し、3位決定戦進出をかける。

▲終了間際、痛恨のタックルを受けてしまった須﨑(キッツ)。かろうじて銅メダルの可能性が残された=撮影・保高幸子

 日本選手の成績は下記の通り。男子グレコローマン97kg級には出場していない。


男子グレコローマン

 【77kg級】日下尚(三恵海運)  16選手出場《トーナメント表》
決 勝 Zhadrayev, Demeu(カザフスタン)=7日に実施
準決勝 ○[3-1]Amoyan, Malkhas(アルメニア)
2回戦 ○[VSU、4:04=12-2]Vardanyan, Aram(ウズベキスタン)
1回戦 ○[VSU、1:31=9-0]Ouakali, Abdelkrim(アルジェリア)


女子

 【50kg級】須﨑優衣(キッツ)   16選手出場《トーナメント表》
敗復戦 Livach, Oksana(ウクライナ)=7日に実施
1回戦 ●[2-3]Vinesh, Phogat(インド)







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