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2024.08.09

樋口黎(ミキハウス)と櫻井つぐみ(育英大助手)が決勝進出…2024年パリ・オリンピック第4日(1)

お知らせ
本協会Facebook page / instagramに、保高幸子カメラマン撮影の試合写真が掲載されています。

 

 【パリ(フランス)】2024年パリ・オリンピック第4日は8月8日、シャン・ド・マルス・アリーナで男女3階級がスタート、準決勝までが行われ、男子フリースタイル57kg級の樋口黎(ミキハウス)と女子57kg級の櫻井つぐみ(育英大助手)が勝ち抜いて決勝進出を決めた。86kg級の石黒隼士(自衛隊)は2回戦で敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。

 樋口は、1回戦を相手の計量失格(放棄)で不戦勝。2回戦で米国生まれ、全米大学(NCAA)王者の実績もあるダリアン・トイ・クルーズ(プエルトリコ)にテクニカルスペリオリティ勝ち。準決勝は2022年U23世界選手権優勝のアマン・セフラワト(インド)を一方的に攻め、第1ピリオド、テクニカルスペリオリティ勝ちした。

 決勝は、今年のパンアメリカン選手権優勝のスペンサー・リー(米国)と対戦する。

▲一本背負いのような投げをアマン(インド)に仕掛けた樋口黎(ミキハウス)。2016年大会に続くメダルを確保し、金色を目指す=撮影・保高幸子

 櫻井は1回戦でカナダの選手、2回戦でエクアドルの選手を順調に撃破。準決勝で2大会ぶりのオリンピック優勝を目指すヘレン・マルーリス(米国)と対戦し、2点を先制される苦しいスタート。しかし第1ピリオド終盤に4点技を決めて逆転。流れを引き寄せ、最後は10-4として2016年53kg級チャンピオンを退けた。

 決勝は、昨年の世界選手権の決勝の相手のアナスタシア・ニチタ(ルーマニア)との再戦。

 石黒は1回戦でアルジェリア選手を破ったが、2回戦で世界王者を国内予選で破って出てきたアーロン・ブルックス(米国)にテクニカルスペリオリティ負け。ブルックスが準決勝で敗れ、銅メダルへの道が途絶えた。

 各選手の成績は下記の通り。

▲ヘレン・マルーリス(米国)の野望を粉砕し、櫻井つぐみ(育英大助手)が決勝へ進出=撮影・保高幸子


女子

 【57kg級】櫻井つぐみ(育英大助手)   16選手出場《トーナメント表》
決 勝 Nichita, Anastasia(モルドバ)=9日に実施
準決勝 ○[10-4]Maroulis, Helen Louise(米国)
2回戦 ○[VSU、4:08=11-0]Valverde Melendres, Luisa Elizabeth(エクアドル)
1回戦 ○[6-1]Taylor, Hannah Fay(カナダ)


男子フリースタイル

 【57kg級】樋口黎(ミキハウス)   16選手出場《トーナメント表》
決 勝 Lee, Spencer Richard(米国)=9日に実施
準決勝 ○[VSU、2:14=10-0]Sehrawat, Aman(インド)
2回戦 ○[VSU、3:23=12-2]Cruz, Darian Toi(プエルトリコ)
1回戦 ○[不戦勝]Sarlak, Alireza Nosratolah(イラン)

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 【86kg級】石黒隼士(自衛隊)   16選手出場《トーナメント表》
2回戦 ●[VSU、5:47=1-11]Brooks, Aaron Marquel(米国)
1回戦 ○[VSU、3:12=10-0]Benferdjallah, Fateh(アルジェリア)

※敗者復活戦へ回れず







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