(2024年8月8日、シャン・ド・マルス・アリーナ)
■女子53㎏級優勝・藤波朱理(日体大=決勝でエクアドルのルシア・イェペスを10-0のテクニカルスペリオリティで下して優勝)「もう最高です。この瞬間を思い続け、願い続けて、ここまでやってきたので、それを実現することができて本当にうれしい。(優勝決定直後、セコンドについた父・俊一さんに思い切り抱きついたことについて)本当はタックルに行こうと思っていたんですけど、抱きつきにいっちゃいました。(表彰台で見た景色について)これ以上の絶景はないだろうなと思いました。もう最高です。
グズマン(イェペスのミドルネーム)選手の対策をコーチたちとずっとやっていたので、それを出せたのかな、と思います。でも、彼女は自分を奮い立たせてくれる存在でもあったので、試合後は『ありがとう』という気持ちを伝えました。(今回、自分が女子では初の金メダルだったことについて)自分のやることに集中して試合に挑みました。オリンピックという舞台をテレビで見て、夢をもらって、『私もこうなりたい』と思って、ここまでやってきました。今のキッズ・レスラーにも、何か感じてもらえるものがあればうれしいです」