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2024.08.10

ブルガリア・男子フリースタイルから28年ぶりに王者誕生…2024年パリ・オリンピック第5日(ファイナル)

 

 【パリ(フランス)】2024年パリ・オリンピック第5日は8月9日、シャン・ド・マルス・アリーナで男女3階級の敗者復活戦と決勝が行われ、男子フリースタイル86kg級決勝は世界最終予選を勝ち上がってきたマゴメド・ラマザノフ(ブルガリア=元ロシア)が、2016年リオデジャネイロ大会74kg級優勝のハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)を7-1で破った。

 ブルガリアからは、男子グレコローマンで24年ぶりの優勝が出たばかりだが、男子フリースタイルでは1996年アトランタ大会のバレンチン・ヨルダノフ(男子フリースタイル52kg級)以来、28年ぶりのオリンピック・チャンピオン。

 ヤズダニチャラティは手術した右肩を悪化させたようで、試合中に再三、インジュリータイムをとる苦しい展開。試合終了の数秒前に負けを認めてラマザノフに握手を求め、2大会ぶりの優勝はなからなかった。

▲ブルガリアの男子フリースタイルから28年ぶりの金メダルを獲得したマゴメド・ラマザノフ

 男子フリースタイル57kg級は樋口黎(ミキハウス)、女子57kg級は櫻井つぐみ(育英大助手)が優勝。

 女子57kg級の2位にはアナスタシア・ニチタ(モルドバ)が入り、同国女子から初、男女を通じて1996年アトランタ大会以来、28年ぶりのメダルを獲得。同級銅メダルのヘレン・マルーリス(米国)は2016年リオデジャネイロ大会53kg級で金、2021年東京大会57kg級で銅を取っており、3大会連続のメダル獲得。女子で3大会連続メダル獲得は6人目で、金メダルがからんだ3大会連続メダル獲得は吉田沙保里伊調馨に続いて3人目。

 各階級のファイナル成績は下記の通り。


女子

 【57kg級】=16選手出場

 ▼決勝
櫻井つぐみ(日本)○[6-0]●Nichita, Anastasia(モルドバ)

 ▼3位決定戦
Maroulis, Helen Louise(米国)○[フォール、0:24=4-0]●Taylor, Hannah Fay(カナダ)
Hong, Kexin(洪可新=中国)○[VSU、1:57=10-0]●Rodrigues Penalber de Oliveira, Giullia(ブラジル)


男子フリースタイル

 【57kg級】=16選手出場

 ▼決勝
樋口黎(日本)○[4-2]●Lee, Spencer Richard(米国)

 ▼3位決定戦
Sehrawat, Aman(インド)○[13-5]●Cruz, Darian Toi(プエルトリコ)
Abdullaev, Gulomyon(ウズベキスタン)○[5-1]●Almazbek Uulu, Bekzat(キルギス)

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 【86kg級】=16選手出場

 ▼決勝
Ramazanov, Magomed Eldarovich(ブルガリア)○[7-1]●Yazdani Charati, Hassan Aliazam(イラン)

 ▼3位決定戦
Brooks, Aaron Marquel(米国)○[5-0]●Shapiev, Javrail(ウズベキスタン)
Kurugliev, Dauren(ギリシャ)○[5-4]●Amine, Myles Nazem(サンマリノ)







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