【パリ(フランス)】2024年パリ・オリンピック第6日は8月10日、シャン・ド・マルス・アリーナで新たに男女3階級がスタート。準決勝までが行われ、男子フリースタイル65kg級の清岡幸大郎(三恵海運)と女子76kg級の鏡優翔(サントリー)が決勝進出を決めた。
清岡は1回戦で昨年の世界選手権5位のマキシム・サクルタン(モルドバ)をテクニカルスペリオリティで破り、2回戦で同2位のセバスチャン・リベラ(プエルトリコ)を8-6で下した。準決勝は、昨年のアジア大会優勝のツルガ・ツムルオチル(モンゴル)と対戦し、1点を先制されたものの、第2ピリオドに反撃。5-1のスコアで振り切った。
決勝は2022年世界選手権優勝のラフマン・アモウザドハリリ(イラン)と闘う。
鏡は1回戦で今年のパンアメリカン選手権優勝のジェネシス・レアスコ(エクアドル)を2-0で破り、2回戦で2022年世界選手権優勝で今年の欧州チャンピオンのヤセミン・アダー(トルコ)を3-0で撃破。準決勝で2022年U23世界選手権優勝のタチアナ・レンテリア(コロンビア)を4-2で下し、昨年の世界選手権に続いての決勝進出を果たした。
決勝は、昨年世界3位の選手(アデライン・グレイ)を国内予選で破って出場のケネディ・ブレーデス(米国)と対戦する。
国籍を変えて出場した赤澤岳(サモア)は初戦で今年の欧州チャンピオンのイスラム・デュダエフ(アルバニア)に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
日本選手・関係選手の成績は下記の通り。男子フリースタイル97kg級は出場していない。
【76kg級】鏡優翔(サントリー) 16選手出場《トーナメント表》
決 勝 Blades, Kennedy Alexis(米国)=11日に実施
準決勝 ○[4-2]Renteria Renteria, Tatiana(コロンビア)
2回戦 ○[3-0]Adar Yigit, Yasemin(トルコ)
1回戦 ○[2-0]Reasco Valdez, Genesis Rosangela(エクアドル)
【65kg級】清岡幸大郎(三恵海運) 16選手出場《トーナメント表》
決 勝 Amouzadkhalili, Rahman Mousa(イラン)=11日に実施
準決勝 ○[5-1]Tumur-Ochir, Tulga(モンゴル)
2回戦 ○[8-6]Rivera, Sebastian C(プエルトリコ)
1回戦 ○[VSU、2:57=10-0]Sacultan, Maxim(モルドバ)
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【65kg級】赤澤岳(サモア) 16選手出場《トーナメント表》
1回戦 ●[VSU、1:37=0-10]Dudaev, Islam(アルバニア)
※敗者復活戦に回れず