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2024.08.11

元木咲良(育英大助手)が優勝、高谷大地(自衛隊)は銀メダル…2024年パリ・オリンピック第6日(2)

 

 【パリ(フランス)】2024年パリ・オリンピック第6日は8月10日、シャン・ド・マルス・アリーナで前日開始の男女3階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ女子62kg級の元木咲良(育英大助手)が優勝、男子フリースタイル74kg級の高谷大地(自衛隊)は敗れて銀メダルに終わった。

  元木は今年の欧州選手権65kg級優勝のイリナ・コリアデンコ(ウクライナ)と対戦。第1ピリオドで4-1とリードを奪った。第2ピリオドも攻撃し、最後はアンクルホールドの連続攻撃で12-1と快勝した。同選手は2022年世界選手権は59kg級で銅メダル、23年世界選手権は62kg級で銀メダルを獲得しており、ひとつずつステップアップしてオリンピックの頂点に立った。

▲決勝で快勝し、女子62kg級の伝統を守った元木咲良(育英大助手)=撮影・保高幸子

▲4試合で6分間闘った試合はなし。すべてフォールかテクニカルスペリオリティでの決着だった=撮影・保高幸子

 この優勝によって、日本は2016年までの63kg級、以後の62kg級で全6大会でチャンピオンに輝いた。今大会では女子で3個目の金メダル。

 高谷は、ロシアから国籍を変えたラザムベク・ジャマロフ(ウズベキスタン)と対戦。テークダウンを取られたあと、そのままエビ固めで追い込まれ、フォール負けを喫した。この階級では、1976年モントリオール大会の伊達治一郎以来の優勝はならなかったが、1996年アトランタ大会の太田拓弥の銅メダル以来のメダル獲得となった。

 日本選手の成績は下記の通り。男子フリースタイル125kg級は出場していない。

▲銀メダルに終わったあと、高谷大地(自衛隊)は観客席にいた妻・芙早乃さんのもとへ一直線。激闘をねぎらわれた=撮影・保高幸子

▲優勝は逃したが、恥じることは何もない! 力強く日の丸を掲げた高谷=撮影・保高幸子


女子

 【62kg級】元木咲良(育英大助手)   優勝=16選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[VSU、4:57=12-1]Koliadenko, Irina(ウクライナ)

《以下、前日に実施》
準決勝 ○[フォール、4:26=7-7]Bullen, Grace Jacob(ノルウェー)
2回戦 ○[VSU、4:07=11-0]Godinez Gonzalez, Ana Paula(カナダ)
1回戦 ○[フォール、0:38=4-0]Incze, Kriszta Tunde(ルーマニア)


男子フリースタイル

 【74kg級】高谷大地(自衛隊)   2位=8選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[フォール、2:12=0-5]Jamalov, Razambek Salambekovich(ウズベキスタン)

《以下、前日に実施》
準決勝 ○[20-12]Dake, Kyle Douglas(米国)
3回戦 ○[VSU、2:41=10-0]Cabolov, Hetik(セルビア)
2回戦 ○[VSU、3:25=10-0]Garzon Caballero, Geandry(キューバ)
1回戦  BYE







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