(2024年8月10日、シャン・ド・マルス・アリーナ)
■男子フリースタイル65㎏級・清岡幸大郎(三恵海運=準決勝でアジア大会王者のツルガ・ツムルオチル=モンゴル=を下し決勝進出)「準決勝の前半はなかなか思い通りの試合運びにはならなかった。インターバルでセコンドに戻って(湯元)健一コーチから『自分のレスリングをやらなきゃダメだ』とアドバイスをいただいたことで、後半はそこを突き詰めてやることができました。
自分の中ではさわって対処しなきゃいけない、ととらえてたんですけど、戻った時に『距離を詰めすぎ』と指摘されました。後半はちょっと離れた距離からフェイントをかけたり、自分の距離で戦うことで、どんどん相手にコミットして自分の形になっていったのかなと思います。(幼なじみの櫻井つぐみが前日に金メダルを獲得したことについて)彼女が取ったなら、僕も金メダルを取らなきゃいけないなというふうに思います」