(2024年8月11日、シャン・ド・マルス・アリーナ)
■男子フリースタイル65㎏級優勝・清岡幸大郎(三恵海運=決勝でイランのラフマン・アモウザドハリリを大差で破り優勝)「小さい頃からオリンピックという舞台での優勝を夢見ていたので、最高です。ようやく夢を実現することができました。この結果をしっかりかみ締めるとともに、支えてくれた皆様に感謝の言葉を伝えたい。昨日の準決勝では作戦をちょっと練りすぎて、前半戦が硬くなってしまった部分があった。そこで決勝は『やってきたことを出すだけ』だと(戦略を立てず)自分のレスリングで最後までやり通そうと決意して臨みました。
(勝負を決した“リンクルホールド”について)あのイランの選手は手足が長く、グランドポジションになったら絶対(得意の)リンクルで返せると思っていました。本当はあそこでテクニカル(スペリオリティ)で終わらせるつもりでしたけど、タイムアップになってしまった。後半も圧倒する気持ちで臨んだんですが、簡単に勝負をつけさせてもらえなかった。最初に大量得点できたことはすごくよかった」