日本レスリング協会公式サイト
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2024.08.15

【2024年パリ・オリンピック特集】女子優勝選手の声

 

(2024年8月5~11日、シャン・ド・マルス・アリーナ)

※UWWサイトからの抜粋


 ■50kg級:サラ・ヒルデブラント(米国=当初の決勝のビネシュ=インド=が計量失格、準決勝でビネシュに敗れた選手と対戦)「対戦相手が変わったことで朝が混乱していた。彼女が計量失格したという知らせを受け、私たちは不戦勝と思いました。大いに祝い、『オー、マイゴッド、オリンピックで優勝した』という感じでした。(1時間後に決勝が行われることを知り)頭も体もすべてを把握できていないので、すべてが狂いました。昼寝をして目が覚めたら、まるで熱にうなされたような感じでした。

 (自身も55kg級から50kg級に落としていたが)2022年末からこの大会に向けて減量を始めました。すべて、2024年のパリ大会につながると思っていました。減量には、多くの節制が必要でした。でも、パリ2024に向けて、人生で最もスムーズに体重を落とせたことを、とてもうれしく思います。それが報われました」

(撮影=保高幸子)


 ■53kg級・藤波朱理(日体大=国内外の連勝を「137」に伸ばしての優勝)「最高! オリンピックは最高! レスリングは最高! (金メダルを獲得するのは)最高の気分です。誰もが連勝を注目し、順風満帆のように見えるかもしれませんが、3月に手術を受けたときは、不可能かもしれないと思ったこともありました。今日金メダルを獲得するため、私が経験したことはすべて必要だったと感じています。けがは、この輝かしい瞬間につながる経験でした。

 (決勝の相手との)昨年の世界選手権での(やや苦戦した)試合を思い出すと、練習のモチベーションが上がりました。彼女は私にインスピレーションを与えてくれた選手の一人です。彼女に感謝を伝えたかった。自分の力だけで闘ったわけではありません。たくさんの人が応援し、支えてくれたおかげで、今日ここに来られました。みんなで闘い、みんなで勝ち取った金メダルだと感じています」

(撮影=保高幸子)


 ■57kg級・櫻井つぐみ(育英大助手=世界選手権と合わせて4年連続で世界一)「この瞬間のために練習してきました。多くの人たちのサポートがあったからこそ、ここにいることができました。優勝できて本当にうれしいです。

 柳川(美麿)監督からは『よくやった』と言ってもらいました。監督からは、このオリンピックのため、多くの時間を犠牲にして私達を指導していただきました。厳しいトレーニングでしたが、私たちを励まし続けてくれました。私はやり遂げることができてうれしいです。今までやってきたことを、マットの上で発揮することができました」

(撮影=保高幸子)


 ■62kg級・元木咲良(育英大助手=準決勝の大逆転フォール勝ちを経ての優勝)「この1年、負けやけがで多くのことを経験しましたが、多くの人に助けられて乗り越えることができました。このチャンスを逃したら、二度とチャンスは来ないかもしれない。 ここに来るために全力を尽くしたので、最後まで全力を尽くしてマットに臨むつもりでし。た昨日(準決勝)は負けそうだったけど、神様が助けてくれたみたいです。

 アイスルー(チニベコワ=キルギス)にリベンジしたかったので、そのためにずっとトレーニングをしてきました。彼女と対戦はなかったですけど、弱い自分にリベンジできました。パリに来る前は負け続けていたので、本当に金メダルを取れるかどうか不安でした。この機会を得られたことに、これ以上ないくらい感謝しています」

(撮影=保高幸子)


 ■68kg級:アミート・エロル(米国=4世代の世界選手権に続き、オリンピックを制して須﨑優衣に続く世界のグランドスラムを達成)「人生で最高の瞬間の1つです。苦労した日々も、この瞬間のためです。すべて価値がありました。(決勝の相手のメーリム・ジュマナザロワは)国際合宿で何度か練習しています。厳しい試合でしたが、非常に堅実な選手であることは分かっていたので、忍耐強くいいポジションを維持し、自分のレスリング・スタイルとスキルを信頼することでした。

 私の精神的成長に一番役立ったのは経験だと思います。過去2年間、私はひと夏(の数ヶ月間)に3回の(各世代の)世界選手権に出場しました。これらの経験は、プレッシャーと闘い、集中力と堅実さを保つのに役立っただけでなく、レスラーとして、そして人間として成長するのに役立ちました。今回のオリンピック・チャンピオンになることのほか、私の最大の夢は、2028年のオリンピックに行くことです。私は(ロサンゼルスのある)カリフォルニア州出身です。自分の州で試合をできることは素晴らしいことです。私はそのことに興奮しています」


 ■76kg級・鏡優翔(サントリー=昨年の世界選手権に続く優勝)「(最重量級のオリンピック・チャンピオンは)私がずっと目指してきたことです。だれも成し遂げていないことを達成できるのは、本当に興奮します。私はずっとここに立つことを目標にしていました。すべての試合、すべての瞬間を楽しもうと思っていました。笑顔を見せていましたが、緊張していました。でも、このオリンピックでは、緊張さえも楽しんでいました。

 今日の金メダルは、今までやってきたことと、そして自分がした選択の結果です。みんなが私のために涙を流して喜んでいるのを見たのが、私にとって一番の幸せでした」

(撮影=保高幸子)

 

 







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