(2024年8月18~20日、滋賀・大津市ウカルちゃんアリーナ / 取材・撮影=矢吹建夫)
■51kg級:庵野琥士朗(大阪・大体大浪商)「悔しい内容です。来年、もう一回1位を目指し、この結果に納得しないで頑張っていきます。自分の得意技をしっかりかけていけて、決めるところ決められたことはよかったです。グレコローマンで世界チャンピオンになりたいです」
■55kg級:小川大和(長崎・島原)「これまで支えてくれた人たちに優勝という結果で恩返しができて、うれしいです。相手にグラウンド(のポイント)を与えず自分から攻めていけました。嫌な展開になると、投げて逃げに回ることが分かったので、逃げに回らず自分の技を出すようにしたい。これからはレベルを上げて、シニアで闘っていけるようにしたいです」
■60kg級:丸田龍平(埼玉・埼玉栄)「先生方のおかげで優勝できて、うれしいです。自分からどんどん攻めることができました。試合前にネガティブになることが多かったので、そこは気をつけていきたい。オリンピックで、フリースタイルでも優勝できるようにしたいです」
■65kg級:八隅士和(東京・自由ヶ丘学園)「無失点で優勝できたことがうれしいです。自分のいいところがしっかり出せました。一回のグラウンドで勝ち切れなかったのが反省点です。シニア世界選手権大会のフリースタイル、グレコローマンの両スタイルで優勝したいです」
■71kg級:小菅慶士(静岡・飛龍)「人生で初めて金メダルが取れて、うれしいです。試合では、最後まで体力で勝って守り抜いたのがよかったです。グラウンドでひじが抜けて相手に乗られそうになったことがあり、注意したいです。このままの勢いで、まずU20世界選手権でも優勝したい。大学生になっても、全日本で活躍したいです」
■80kg級:水崎竣介(京都・丹後緑風)「今回が人生初の全国優勝なので、よかったです。相手のグラウンドを返して勝つことができましたが、自分のスタンドの攻撃が全然なくて、ポイントが取れなかったのが残念です。まずは直近の国スポで優勝して、将来は全日本選手権のフリースタイルで優勝したいです」
■92kg級:福島煌天(栃木・足利大附)「高校に入学してから初優勝なので、うれしい気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。自分からの攻めが少なかったですが、失点がなかったのでよかったです。大学に行ってオリンピックを目指します。将来の夢は警察官です」
■125kg級:藤田宝星(埼玉・花咲徳栄)「ふだんはフリースタイルを中心にやっています。去年のこの大会は2位で、今回は優勝して、めちゃくちゃうれしいです。自分から前に出て攻めたことが良かった。グラウンドで1つ返せなかったのと、守り切れなかったのが課題です。次はU20世界選手権でメダルを取りたい。将来はオリンピックで金メダルを取りたいです」