2024年パリ・オリンピックが終わり、2024年の現段階でのランキングが明らかとなり、男子グレコローマン77kg級の日下尚(三恵海運)、男子フリースタイル57kg級の樋口黎(ミキハウス)、女子57kg級の櫻井つぐみ(育英大助手)、同62kg級の元木咲良(育英大助手)の4選手が各階級の1位となった。
2位に男子グレコローマン60kg級の文田健一郎(ミキハウス)、男子フリースタイル65kg級の清岡幸大郎(三恵海運)、女子50kg級の須﨑優衣(キッツ)、同53kg級の藤波朱理(日体大)、同65kg級の吉武まひろ(長崎県協会)、同76kg級の鏡優翔(サントリー)、3位に男子フリースタイル74kg級の高谷大地(自衛隊)、女子68kg級の尾﨑野乃香(慶大)が入った。
残るランキング大会は10月下旬の非オリンピック階級の世界選手権(アルバニア)のみ。4選手の1位に変動はないものと思われる。櫻井は2021年以来、4年連続で1位となる。
日下の87,200点(ザグレブ・オープン=10,200点、アジア選手権=13,000点、ハンガリー国際大会=13,000点、オリンピック=51,000点)、元木の68,000点(ザグレブ・オープン=9,000点、アジア選手権=8,000点、オリンピック=51,000点)は、各スタイルのトップ。
非オリンピック階級世界選手権では、優勝で最高45,000点が獲得できるが(出場選手数によって変動)、非オリンピック階級の選手で45,000点を上乗せしても日下、元木を超えるだけのポイントをマークしている選手はいない。したがって、各スタイルの最高得点者が選ばれている「レスラー・オブ・ザ・イヤー」に選出される可能性も出てきた。
各階級ランキングの上位3選手は下記の通り。
【55kg級】
[1]Poya Soulat DAD MARZ(イラン)11,200点
[2]Yuchol RO(北朝鮮)10,000点
[3]Artiom DELEANU(モルドバ)10,000点
【60kg級】
[1]Liguo CAO(中国)62,700点
[2]文田健一郎(日本)53,000点
[3]Zholaman SHARSHENBEKOV(キルギス)51,200点
【63kg級】
[1]Murad MAMMADOV(アゼルバイジャン)27,000点
[2]Leri ABULADZE(ジョージア)16,500点
[3]Virgil Alexander BICA(スウェーデン)15,800点
【67kg級】
[1]Saeid Morad Gholi ESMAEILI LEIVESI(イラン)72,200点
[2]Hasrat JAFAROV(アゼルバイジャン)59,400点
[3]Parviz NASIBOV(ウクライナ)54,400点
【72kg級】
[1]Ulvu GANIZADE(アゼルバイジャン)30,200点
[2]Krisztian Istvan VANCZA(ハンガリー)18,200点
[3]Dominik ETLINGER(クロアチア)17,200点
【77kg級】
[1]日下尚(日本)87,200点
[2]Sanan SULEYMANOV(アゼルバイジャン)53,100点
[3]Malkhas AMOYAN(アルメニア)49,200点
【82kg級】
[1]Erik SZILVASSY(ハンガリー)29,000点
[2]Alperen BERBER(トルコ)24,400点
[3]Gela BOLKVADZE(ジョージア)17,900点
【87kg級】
[1]Semen Sergeevich NOVIKOV(ブルガリア)64,000点
[2]Alireza Azizkhoon MOHMADIPIANI(イラン)52,800点
[3]Zhan BELENIUK(ウクライナ)45,700点
【97kg級】
[1]Mohammadhadi Abdollah SARAVI(イラン)69,000点
[2]Artur ALEKSANYAN(アルメニア)56,400点
[3]Abubakar KHASLAKHANAU(AIN)40,700点
【130kg級】
[1]Yasmani ACOSTA FERNANDEZ(チリ)53,880点
[2]Lingzhe MENG(中国)52,100点
[3]Mijain LOPEZ NUNEZ(キューバ)51,000点
【57kg級】
[1]樋口黎(日本)59,000点
[2]Aman AMAN(インド)51,600点
[3]Spencer Richard LEE(米国)51,400点
【61kg級】
[1]Taiyrbek ZHUMASHBEK UULU(キルギス)19,400点
[2]Nuraddin NOVRUZOV(アゼルバイジャン)16,700点
[3]Abasgadzhi MAGOMEDOV(AIN)15,000点
【65kg級】
[1]Rahman Mousa AMOUZADKHALILI(イラン)65,800点
[2]清岡幸大郎(日本)59,000点
[3]Islam DUDAEV(アルバニア)49,200点
【70kg級】
[1]Akaki KEMERTELIDZE(ジョージア)26,200点
[2]Arman ANDREASYAN(アルメニア)23,000点
[3]Marc DIETSCHE(スイス)13,640点
【74kg級】
[1]Razambek Salambekovitch JAMALOV(ウズベキスタン)61,000点
[2]Kyle DAKE(米国)46,200点
[3]高谷大地(日本)43,400点
【79kg級】
[1]Mohammad Ashghar NOKHODILARIMI(イラン)21,000点
[2]Avtandil KENTCHADZE(ジョージア)17,900点
[3]Akhmed USMANOV(AIN)15,000点
【86kg級】
[1]Magomed Eldarovitch RAMAZANOV(ブルガリア)73,000点
[2]Hassan YAZDANI(イラン)49,400点
[3]Dauren KURUGLIEV(ギリシャ)49,200点
【92kg級】
[1]Miriani MAISURADZE(ジョージア)20,700点
[2]Feyzullah AKTURK(トルコ)15,000点
[3]Denys SAHALIUK(ウクライナ)13,520点
【97kg級】
[1]Akhmed Magomed O TAZHUDINOV(バーレーン)61,000点
[2]Givi MATCHARASHVILI(ジョージア)56,400点
[3]Magomedkhan Magomedovitch MAGOMEDOV(アゼルバイジャン)53,600点
【125kg級】
[1]Geno PETRIASHVILI(ジョージア)76,200点
[2]Amir Hossein Abbas ZARE(イラン)64,400点
[3]Giorgi MESHVILDISHVILI(アゼルバイジャン)56,220点
【50kg級】
[1]Ziqi FENG(中国)64,600点
[2]須﨑優衣(日本)60,200点
[3]Sarah Ann HILDEBRANDT(米国)51,000点
【53kg級】
[1]Lucia Yamileth YEPEZ GUZMAN(エクアドル)60,500点
[2]藤波朱理(日本)51,000点
[3]Qianyu PANG(中国)47,200点
【55kg級】
[1]Mariana DRAGUTAN(モルドバ)17,840点
[2]Roza SZENTTAMASI(ハンガリー)15,400点
[3]Roksana Marta ZASINA(ポーランド)12,900点
【57kg級】
[1]櫻井つぐみ(日本)59,000点
[2]Anastasia NICHITA(モルドバ)55,600点
[3]Kexin HONG(中国)55,200点
【59kg級】
[1]Alina FILIPOVYCH(ウクライナ)19,000点
[2]Alyona KOLESNIK(アゼルバイジャン)15,600点
[3]Qi ZHANG(中国)10,000点
【62kg級】
[1]元木咲良(日本)68,000点
[2]Iryna KOLIADENKO(ウクライナ)59,320点
[3]Aisuluu TYNYBEKOVA(キルギス)57,200点
【65kg級】
[1]Iryna KOLIADENKO(ウクライナ)10,000点
[2]吉武まひろ(日本)10,000点
[3]Irina KAZYULINA(カザフスタン)8,760点
【68kg級】
[1]Buse CAVUSOGLU TOSUN(トルコ)65,400点
[2]Amit ELOR(米国)51,000点
[3]尾﨑野乃香(日本)44,200点
【72kg級】
[1]Qian JIANG(中国)10,000点
[2]Nesrin BAS(トルコ)10,000点
[3]Iryna ZABLOTSKA(ウクライナ)8,640点
【76kg級】
[1]Kennedy Alexis BLADES(米国)51,600点
[2]鏡優翔(日本)51,000点
[3]Tatiana RENTERIA RENTERIA(コロンビア)46,200点