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2024.08.24

勝目結羽(愛知・至学館高)が優勝、国別対抗得点は2位…2024年U17世界選手権・第5日(2)

 

 2024年U17世界選手権第5日は8月23日、ヨルダン・アンマンで前日開始の女子5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ46kg級の勝目結羽(愛知・至学館高)が優勝、53kg級の小塚菜々(三重・いなべ総合学園高)と61kg級・野口紗英(北海道・帯広北高)が銀メダルに終わり、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦に進んだ69kg級の内山陽誇(福島・ふたば未来学園高)はエジプト選手に勝って銅メダルを獲得した。

 勝目は新鋭パティル・シュルティカ(インド)を相手にローリングの連続攻撃を見せ、40秒で10-0のテクニカルスペリオリティ勝ち。2度のU15アジア選手権を含めて国際大会で4大会連続優勝。

▲U17の舞台でも強さを見せた勝目結羽(愛知・至学館高)=UWWサイトより

 小塚は今年のU17パンアメリカン選手権優勝のカウラ・コールズ(カナダ)と対戦。主に負う展開となり、7-9のあと首投げを受けてフォール負け。昨年のU15アジア選手権に続く優勝はならなかった。

 野口は、今年のU15とU17のパンアメリカン選手権を制したタイナ・フェルナンデス(米国)と対戦し、第1ピリオドは0-1と競った展開だったが、第2ピリオド、タックルを受け止められて体勢を悪くし、フォール負けを喫した。国際大会は4大会連続のメダル獲得。

 敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦に進んだ40kg級の梅川紅果(三重・白山ガールズ)は敗れて5位

 女子は全日程終了し、「金1・銀4・銅1」を獲得。1階級しか優勝できなかったのは、コロナで出場しなかった2021年大会を別にして初めてのこと。国別対抗得点は146点で、5階級を制したインドの185点に及ばなかった。日本が国別対抗得点の優勝を逃すのは2013年大会以来。再起が望まれる結果となった。

 各選手の成績は下記の通り。

▲女子46kg級表彰式=UWWサイトより

▲国別対抗得点2位の女子チーム=チーム提供


女子

 【40kg級】梅川紅果(三重・白山ガールズ)   5位=12選手出場《トーナメント表》
3決戦 ●[5-11]Bala RAJ(インド)
敗復戦 ○[VSU、2:35=12-0]Indra X. TREJO JIMENEZ(メキシコ)

(以下、前日に実施)
1回戦 ●[フォール、0:55=0-4]Aleksandra FEDOROVA(AIN)

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 【46kg級】勝目結羽(愛知・至学館高)   優勝=14選手出場《トーナメント表》
決 勝 ○[VSU、0:40=10-0]Shrutika S. PATIL(インド)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[VSU、1:53=13-2]Morgan N. TURNER(米国)
2回戦 ○[VSU、0:28=10-0]Jessica J. TUOMINEN(フィンランド)
1回戦 ○[VSU、0:45=10-0]Elvira BAHIRAVA(AIN)

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 【53kg級】小塚菜々(三重・いなべ総合学園高)   2位=24選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[フォール、3:19=11-7]Kaura M. COLES(カナダ)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[VSU、1:11=10-0]Lisette BOETTKER(エストニア)
3回戦 ○[VSU、1:25=10-0]Anna KOEBLO(ハンガリー)
2回戦 ○[VSU、1:17=10-0]Layal Ayman Rebhi SUKKAR(ヨルダン)
1回戦 ○[フォール、2:36=8-0]Olesia MALAKHOVA(AIN)

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 【61kg級】野口紗英(北海道・帯広北高)   2位=14選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[フォール、3:33=0-6]Taina R. FERNANDEZ(米国)

(以下、前日に実施)
準決勝 ○[VSU、1:11=10-0]Hiunai HURBANOVA(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[4-2]Rajnita RAJNITA(インド)
1回戦 ○[VSU、0:39=10-0]Orsolja HABI(セルビア)

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 【69kg級】内山陽誇(福島・ふたば未来学園高)   3位=18選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[フォール、3:21=9-1]Rahma Magdy Hosafy BEDIWY(エジプト)
敗復戦 ○[5-0]Ulyana LAPANIK(AIN)

(以下、前日に実施)
3回戦 ●[0-5]Kajal KAJAL(インド)
2回戦 ○[5-2]Kaili A. MANUEL(米国)
1回戦 ○[不戦勝]Maryam Salem Suleiman ABUHAMADA(ヨルダン)

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《国別対抗得点》
[1]インド 185点、[2]日本 146点、[3]カザフスタン 79点、[4]ウクライナ 70点、[5]米国 66点、[6]アゼルバイジャン 55点、[7]中国 51点、[8]トルコ 49点

▲53kg級表彰式

▲61kg級表彰式

▲69kg級表彰式







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