9月2日(月)~8日(日)にスペイン・ポンテベドラで行われるU20世界選手権に男女30選手を派遣する。
男子グレコローマンは昨年、「銅1」に終わったが、2015年から続いているメダル獲得の伝統は守った。今大会は、82kg級に今年のシニア・アジア王者の吉田泰造(香川・高松北高)が出場。昨年のU17世界選手権優勝に続くタイトル獲得を目指す。67kg級の長谷川虎次郎(育英大)、72kg級の菊田創(青山学院大)、82kg級の掛川零恩(早大)の3選手が昨年に続く出場。経験を生かしたい。
女子は「金1・銀1・銅4」の成績で、2大会連続(2019・22年)の8階級制覇から大きく後退する結果。2011年から続いていた団体世界一が「10大会連続」でストップした。昨年のU17世界選手権優勝の内田颯夏(57kg級=JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)、尾西桜(59kg級=日体大)、吉田千沙都(76kg級=三重・白山ガールズ)を中心に、巻き返しを目指す大会となる。
男子フリースタイルは57kg級の西内悠人(日体大)が優勝し、「金1・銀1」で、国別対抗得点は4位に躍進した。今大会は、61kg級で西内をU20アジア選手権に“追いやって”この大会に出場するシニア・アジア選手権3位の小野正之助(山梨学院大)を中心に、昨年以上の好成績が期待される。
大会スケジュールと日本選手団は下記の通り。出発は、男子グレコローマンが8月29日、女子が8月31日、男子フリースタイルが9月2日。
9月2日(月)男子グレコローマン55-63-77-87-130 kg級/1回戦~準決勝
3日(火)前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
男子グレコローマン60-67-72-82-97 kg級/1回戦~準決勝
4日(水)前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
女子50-55-59-68-76 kg級/1回戦~準決勝
5日(木)前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
女子53-57-62-65-72 kg級/1回戦~準決勝
6日(金)前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
男子フリースタイル57-65-70-79-97 kg級/1回戦~準決勝
7日(土)前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
男子フリースタイル61-74-86-92-125 kg級/1回戦~準決勝
8日(日)前日実施階級の敗者復活戦・ファイナル
【チームリーダー】馬渕賢司(岐阜・恵峰学園職)
【男子グレコローマン監督】藤村義(自衛隊)、【同コーチ】成瀬一彦(岐阜・中津商高教)
【女子監督】正田絢子(京都・丹後緑風高教)、【同コーチ/男子フリースタイル監督】小平清貴(警視庁)
【男子フリースタイル・コーチ】米満達弘(自衛隊)
【ドクター】長尾卯乃(東京都立駒込病院)、【トレーナー】梶尾安正(あみ鍼灸整骨院)
【帯同審判】増田莊史(香川・多度津高教)、本田原明(自衛隊)、針谷豊(群馬・西邑楽高教)
【男子グレコローマン】
▼55kg級 森下大輔(日体大)
▼60kg級 金澤孝羽(日体大)
▼63kg級 八隅士和(東京・自由ヶ丘学園高)
▼67kg級 長谷川虎次郎(育英大)
▼72kg級 菊田 創(青山学院大)
▼77kg級 高橋侑臣(育英大)
▼82kg級 吉田泰造(香川・高松北高)
▼87kg級 掛川零恩(早 大)
▼97kg級 菊地一瑳(明 大)
▼130kg級 岩﨑和志(中 大)
【女子】
▼50kg級 森川晴凪(至学館大)
▼53kg級 弓矢紗希(日体大)
▼55kg級 本多香里菜(神奈川大)
▼57kg級 内田颯夏(JOCエリートアカデミー/東京・帝京高)
▼59kg級 尾西 桜(日体大)
▼62kg級 伊藤 渚(日体大)
▼65kg級 池畑菜々(育英大)
▼68kg級 持永聖愛(南九州大)
▼72kg級 坂井 愛(岐阜・岐阜工高)
▼76kg級 吉田千沙都(三重・白山ガールズ)
【男子フリースタイル】
▼57kg級 松村祥太郎(専 大)
▼61kg級 小野正之助(山梨学院大)
▼65kg級 細川 周(日体大)
▼70kg級 山下凌弥(日体大)
▼74kg級 安藤慎悟(山梨学院大)
▼79kg級 神谷龍之介(日体大)
▼86kg級 淺野稜悟(中 大)
▼92kg級 金澤空大(早 大)
▼97kg級 甫木元起(日体大)
▼125kg級 藤田宝星(埼玉・花咲徳栄高)