【記録】女子は世界一を奪還、男子フリースタイルは最高の3位…U20国別対抗得点・年度別成績

　2024年U20世界選手権が終わり、チームの総合力で競う国別対抗得点で、女子はチャンピオンの座を奪還、男子フリースタイルは過去最高の3位、男子グレコローマンは2014年の7位以来となる9位という成績を残した。

　女子は今年、シニアのアジア選手権で優勝したあと、3世代（U15・U17・U20）のアジア選手権、U17世界選手権で優勝を逃していた。U17・U20アジア選手権では2位も逃して嫌なムードがあっただけに、再浮上のきっかけとしたい優勝だ。

▲国別対抗得点優勝の表彰を受ける正田絢子監督（京都・丹後緑風高）＝UWWサイトより

　男子フリースタイルでチャンピオン2人は2019年以来で、昨年の4位を上回って初めて表彰台へ昇った。シニア・アジア選手権は２年連続で2位、U15アジア選手権で初めて優勝を果たすなど明るい兆しがある。一方、U17はアジア選手権、世界選手権とも7位で奮起が必要な状況。

　男子グレコローマンは今大会9位で、1ケタの順位になったのは10年ぶり。だが、「9位」では喜べる順位ではないので、さらなる努力が必要だ。

　2014年以降の各大会の国別対抗得点・順位は下記の通り。

▲この世代の男子フリースタイルで初めて表彰台に昇った日本。小平清貴監督（警視庁）が表彰を受けた＝UWWサイトより

女子

※2016年世界選手権は非オリンピック階級（2階級）の大会のため、国別対抗得点の表彰はなし。U23アジア選手権には出場なし

男子フリースタイル

※2016年世界選手権は非オリンピック階級（2階級）の大会のため、国別対抗得点の表彰はなし。U23アジア選手権には出場なし

男子グレコローマン

※※2016年世界選手権は非オリンピック階級（2階級）の大会のため、国別対抗得点の表彰はなし。U15・U23アジア選手権は出場なし