(2024年8月10~11日、フランス・パリ)
【男子フリースタイル97kg級】
Tazhudinov, Akhmed(アフメド・タジュディノフ=バーレーン)
2003年1月25日生まれ、21歳。ロシア・ダゲスタン共和国生まれ。オリンピック2連覇のアブデュラシド・サデュラエフ(AIN=ロシア)と同じクラブで練習を積み、国籍をバーレーンに変更し、国際大会のキャリアとしては最初(2022年)からバーレーン国籍で活動。2023年のアジア選手権を制したあと、世界選手権は4回戦(準々決勝)で前年優勝のカイル・スナイダー(米国)にテクニカルスペリオリティ勝ちし、準決勝でサデュラエフを破っての初出場初優勝。
その後もアジア大会や今年のアジア選手権を勝ち、オリンピックの頂点に駆け上がった。バーレーンは、まだ自国生まれの選手は育つには至っていないが、主にロシアからの国籍変更選手が奮戦しており、初のオリンピック王者が誕生した。
■97kg級:アフメド・タジュディノフ(バーレーン)「オリンピックは、どの試合も難しい闘いでした。私は、やり遂げました。一生懸命に練習し、家族、兄弟、そしてトレーニングパートナーが、きょうの私になることを助けてくれました。(決勝のフォール勝ちは)カウンターアタックで、うまく相手をとらえることができました」
《1回戦~決勝の成績》=トーナメント表
決 勝 ○[フォール、1:52=2-0]Matcharashvili, Givi(ジョージア)
準決勝 ○[6-4]Snyder, Kyle Frederick(米国)
2回戦 ○[VSU、5:11=14-2]Yergali, Alisher(カザフスタン)
1回戦 ○[4-3]Azarpira, Amirali Hamid(イラン)
[2]Matcharashvili, Givi(ジョージア)
[3]Azarpira, Amirali Hamid (イラン)
[3]Magomedov, Magomedkhan Magomedovitch(アゼルバイジャン)
[5]Mchedlidze, Murazi(ウクライナ)
[5]Snyder, Kyle Frederick(米国)