オセアニアの選手を招待しての2024年東南アジア選手権が9月25~29日にタイ・チェンマイで行われ、女子62kg級に出場した増田奈千(オーストラリア=環太平洋大OG)が銀メダルを獲得した。
5選手によるリーグ戦で行われ、タイ選手2人とカンボジアの選手に勝ったものの、昨年優勝でシニア世界選手権に5度出場経験のあるベトナム選手(Nguyen, Thi My Hanh)に敗れた。
増田は環太平洋大を卒業し、いったんレスリングを離れたが、オーストラリア国籍に変えて活動を再開。今春のオリンピック予選(アジア、世界)に挑んでパリ・オリンピック出場を目指したが、夢はならなかった。しかし選手活動は続ける予定で、来年の世界選手権への出場を目指す。(写真は本人提供)
【女子62kg級】増田奈千(オーストラリア) 2位=5選手出場《トーナメント表》
リーグ戦5回戦 ●[1-6]Thi My Hanh NGUYEN(ベトナム)
リーグ戦4回戦 ○[VSU、2:28=10-0]Sreylen CHHOEUN(カンボジア)
リーグ戦3回戦 ○[フォール、0:51=4-0]Salinee SRISOMBAT(タイ)
リーグ戦2回戦 ○[フォール、0:15=4-0]Natthakarn SAENGMANEE(タイ)
リーグ戦1回戦 BYE