2年に1度行われる世界レスリング連盟(UWW)の2024年理事選挙は、アルバニア・ティラナで開催されるU23世界選手権最終日の10月27日に市内で予定されている。今回の選挙では、改選となる6枠をめぐり、谷岡郁子・日本協会副会長を含めて16人(現職5人、新人11人)が立候補した。
場合によっては8人の理事が誕生することになる。今年7月のUWW臨時総会で、理事会のメンバーに最低5人の女性理事をを入れることが決まった(そのうち2人が副会長へ)。 改選を迎えない女性理事は2人なので、最低3人の女性理事が誕生する。
これを達成するため、必要な場合は理事の総数(男性理事)を2人増やすことになっている。具体的な選考方法は不明だが、場合によっては、3人の女性を含めて8人の理事誕生となる。今回の女性の立候補者は7人。
今回で任期が終わる6人のうち、副会長を務めていたスタン・ジジェク(米国=74歳)は出馬せず、同じ副会長のナタリア・ヤリギナ(ロシア)を含めた下記の5人が再選を目指す(Mr.は男性、Ms.は女性)。
– Mr. AL-SHAHRANI Zamel(カタール)
- Mr. BACSA, Peter(ハンガリー)
- Mr. SILVA Pedro(ポルトガル)
- Mr. TURLYKHANOV Daulet(カザフスタン)
- Ms. YARIGUINA Natalia(ロシア)
初当選を目指して立候補するのは下記の11人。1988年ロサンゼルス&1992年バルセロナ・オリンピック優勝のブルース・バウムガードナー(米国)や2000年シドニー・オリンピック優勝のダビール・アリレザ(イラン)らが名を連ねている。
- Mr. ALIREZA, Dabir(イラン)
- Mr. BATSUKH Myanganbayar(モンゴル)
- Mr. BAUMGARTNER Bruce(米国)
- Mr. GANCHEV Danail(ブルガリア)
- Mr. MACHAIDZE Edisher(ジョージア)
- Ms. KURE Anette(ノルウェー)
- Ms. LEGRAND Lise(フランス)
- Ms. PELJEE Buyandelger(モンゴル)
- Ms. PIETSCHMANN Nadine(スイス)
- Ms. SULTANBEKOVA Cholpon(キルギス)
- Ms. 谷岡郁子(日本)