2024年国民スポーツ大会最終日は10月9日、佐賀・嬉野市中央体育館で少年男子フリースタイルの準決勝と決勝が行われ、125kg級は昨年優勝の藤田宝星(埼玉・花咲徳栄高)が優勝。2年連続で高校三冠(全国高校選抜大会、インターハイ、国民スポーツ大会=昨年は国民体育大会)を制するとともに、今年はJOCジュニアオリンピックU20、全国高校生グレコローマン選手権とともに5大会を制覇した。
地元の佐賀から65kg級の松原拓郎、80kg級の伊藤海里(ともに鳥栖工高)の2選手が優勝。71kg級はインターハイ2位だった瀧澤勇仁(神奈川・慶應義塾高)が優勝。同高からのチャンピオンは1960年の八田忠朗以来、64年ぶり。92kg級はインターハイ王者のリボウィッツ 和青(東京・自由ヶ丘学園高)が、55kg級は全国高校選抜大会王者の山鹿辰士(秋田・秋田商高)がそれぞれ勝った。
51kg級は昨年の中学二冠王者(全国中学生選手権、全国中学選抜U15選手権)の澤大和(大阪・大体大浪商高)が1年生で王者へ。60kg級はインターハイ2位の與那城一輝(栃木・足利大附高)が古市大翔(千葉・日体大柏高)にリベンジして優勝した。
各階級の成績は下記の通り。
少年男子フリースタイル | 51kg | 55kg | 60kg | 65kg |
1~5位一覧表 | 71kg | 80kg | 92kg | 125kg |
【51kg級】=22選手出場
▼決勝
古澤大和(大阪・大体大浪商高)○[VSU、2:18]●湯浅堅斗(鹿児島・樟南高)
▼準決勝
湯浅堅斗(鹿児島・樟南高)○[2-2]●椎名遥玖(東京・文化学園大杉並高)
古澤大和(大阪・大体大浪商高)○[11-8]●池田響介(京都・日星高)
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【55kg級】=18選手出場
▼決勝
山鹿辰士(秋田・秋田商高)○[VSU、3:31]●小此木仁之祐(宮崎・都城東高)
▼準決勝
小此木仁之祐(宮崎・都城東高)○[8-7]●小川大和(長崎・島原高)
山鹿辰士(秋田・秋田商高)○[3-0]●北出幸也(千葉・日体大柏高)
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【60kg級】=26選手出場
▼決勝
與那城一輝(栃木・足利大附高)○[フォール、5:19]●古市大翔(千葉・日体大柏高)
▼準決勝
古市大翔(千葉・日体大柏高)○[6-5]●下田瑛太(高知・高知国際高)
與那城一輝(栃木・足利大附高)○[6-2]●森日我(兵庫・猪名川高)
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【65kg級】=23選手出場
▼決勝
松原拓郎(佐賀・鳥栖工高)○[VSU、3:45]●辻田陽咲(大阪・大体大浪商高)
▼準決勝
松原拓郎(佐賀・鳥栖工高)○[VSU、4:27]●久田虎徹(青森・八戸工大一高)
辻田陽咲(大阪・大体大浪商高)○[不戦勝]●志村僚眞(静岡・飛龍高)
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【71kg級】=20選手出場
▼決勝
瀧澤勇仁(神奈川・慶應義塾高)○[8-1]●小林賢弥(大阪・大体大浪商高)
▼準決勝
瀧澤勇仁(神奈川・慶應義塾高)○[10-3]●福井大翔(埼玉・埼玉栄高)
小林賢弥(大阪・大体大浪商高)○[VSU、0:34]●竹田流唯(熊本・小川工高)
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【80kg級】=20選手出場
▼決勝
伊藤海里(佐賀・鳥栖工高)○[11-4]●岡澤ナツラ(神奈川・慶應義塾高)
▼準決勝
岡澤ナツラ(神奈川・慶應義塾高)○[5-0]●水崎竣介(京都・丹後緑風高)
伊藤海里(佐賀・鳥栖工高)○[VSU、2:03]●石田悠稀(熊本・玉名工高)
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【92kg級】=17選手出場
▼決勝
リボウィッツ和青(東京・自由ケ丘学園高)○[12-6]●淺野称志(長野・上田西高)
▼準決勝
リボウィッツ和青(東京・自由ケ丘学園高)○[VSU、1:45]●小西寿(京都・京都八幡高)
淺野称志(長野・上田西高)○[4-1]●永山鉄晴(鹿児島・鹿屋中央高)
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【125kg級】=17選手出場
▼決勝
藤田宝星(埼玉・花咲徳栄高)○[VSU、0:28]●上西エリキ(群馬・館林高)
▼準決勝
藤田宝星(埼玉・花咲徳栄高)○[VSU、3:30]●長峯颯(大分・日本文理大付高)
上西エリキ(群馬・館林高)○[7-2]●長谷川大和(大阪・大体大浪商高)