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2024.10.28

荻野海志(山梨学院大)が銀、2選手が銅、団体が大会史上最高の2位…2024年U23世界選手権・最終日

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 【ティラナ(アルバニア)】2024年U23世界選手権最終日は10月27日、アルバニア・ティラナで前日開始の男子フリースタイル5階級の敗者復活戦とファイナルが行われ、決勝に進んだ荻野海志(山梨学院大)は敗れて銀メダル、3位決定戦に進んだ70kg級の青柳善の輔(クリナップ)と79kg級の佐藤匡記(自衛隊)はともに勝って銅メダルを獲得した。

 荻野は昨年優勝のイブラギム・イブラギモフ(AIN=ロシア)と対戦。開始早々にテークダウンを奪われ、グラウンドの連続攻撃を受けてしまった。途中で体を入れ替えて2点を取ったものの、2-14のスコアで敗れた。国際大会のメダル獲得は2018年U15アジア選手権以来2度目。

▲一瞬、相手を押さえた荻野海志(山梨学院大)だが相手のグラウンド攻撃をしのげなかった=撮影・保高幸子

 青柳は敗者復活戦でアルメニアの選手を破って3位決定戦へ。今年のU20のアジア&世界選手権65kg級を制したアリ・ホルラメダル(イラン)をテクニカルスペリオリティで下し、銅メダルを手にした。昨年の2位からは順位を下げたが連続でメダルを獲得した。

 佐藤は、3位決定戦で敗者復活戦を勝ち上がってきたオーウェン・マーティン(カナダ)と対戦し、テクニカルスペリオリティで勝利。昨年の7位を上回り、2018年アジア・カデット(現U17)選手権銅メダル以来の国際大会のメダルを獲得した。

 57kg級の小澤楽翔(中大)は敗者復活戦で敗れ、上位進出ならなかった。

 各選手の成績は下記の通り。男子フリースタイルは「金1・銀1・銅3」を獲得。国別対抗得点は102点をマークし、昨年の5位から2位に躍進。これまでで最高の成績を残した。優勝は3階級優勝のイランで158点、3位は日本と2点差の100点でアゼルバイジャンが続いた。

▲国別対抗得点で史上最高の2位に躍進した男子フリースタイル・チーム=撮影・保高幸子


男子フリースタイル

 【57kg級】小澤楽翔(中大)   11位=20選手出場《トーナメント表》
敗復戦 ●[1-6]Iunus IAVBATIROV(AIN)

《以下、前日に実施》
1回戦 ●[1-6]Chirag CHIRAG(インド)

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 【65kg級】荻野海志(山梨学院大)   2位=26選手出場《トーナメント表》
決 勝 ●[VSU、0:52=2-14]Ibragim S. IBRAGIMOV(AIN)

《以下、前日に実施》
準決勝 ○[11-7]Abbas M. EBRAHIMZADEHSAVADKOUHI(イラン)
3回戦 ○[6-4]Anatoli HRAMYKA(AIN=ベラルーシ)
2回戦 ○[VSU、5:25=10-0]Abdullah TOPRAK(トルコ)
1回戦  BYE

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 【70kg級】青柳善の輔(クリナップ)   3位=25選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[VSU、1:43=10-0]Ali M. KHORRAMDEL(イラン)
敗復戦 ○[9-2]Tigran GHAZARYAN(アルメニア)

《以下、前日に実施》
2回戦 ●[4-7]Magomed E. ELTEMIROV(AIN=ロシア)
1回戦 ○[フォール、1:28=9-0]Tsz H. HEUNG(香港)

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 【79kg級】佐藤匡記(自衛隊)   3位=25選手出場《トーナメント表》
3決戦 ○[VSU、3:57=11-0]Owen J. MARTIN(カナダ)

《以下、前日に実施》
準決勝 ●[VSU、5:29=1-12]Mahdi M. YOUSEFIHAJIVAR(イラン)
3回戦 ○[8-6]Patrick D. KENNEDY(米国)
2回戦 ○[VSU、0:38=10-0]Joona V. VUOTI(フィンランド)
1回戦 ○[フォール、1:07=5-0]Artem Belavusov(AIN=ベラルーシ)

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《国別対抗得点》
[1]イラン 158点、[2]日本 102点、[3]アゼルバイジャン 100点、[4]インド 82点、[5]米国 73点、[6]キルギス 59点、[7]ウクライナ 47点、[8]カザフスタン 43点


《以下、前日に実施。順位を追加

 【97kg級】佐々木優太(育英大) 
  9位=17選手出場《トーナメント表》
3回戦 ●[2-5]Shamil I. GADZHIALIEV(AIN=ロシア)
2回戦 ○[2-0]Aman WULAHATI(中国)
1回戦 BYE

※敗者復活戦に回れず







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