【ティラナ(アルバニア)】2024年非オリンピック階級世界選手権第2日は10月29日、女子(全4階級)がスタート。準決勝までが行われ、55kg級の清岡もえ(育英大)、59kg級の金城梨紗子(サントリー)、72kg級の石井亜海(育英大)の3選手が決勝へ進出し、65kg級の森川美和(ALSOK)が3位決定戦へ回る。
清岡は2試合に勝ったあとの準決勝で、57kg級で2021年東京オリンピック2位、今年の欧州選手権優勝のイリナ・クラチキナ(AIN=ベラルーシ)を4-0で下した。決勝は今年のU20アジア&世界選手権優勝のジン・ザン(中国)と対戦、カデット(現U17)、ジュニア、U23に続く4世代目の世界チャンピオンを目指す。
金城はハンガリー、ドイツ、AIN(ロシア)の選手を相手に3試合を無失点で勝ち上がった。決勝で、2014年に19歳で60kg級世界チャンピオンに輝いているチェレンチメド・スヘー(モンゴル)と金メダルをかけて闘い、4度目(オリンピックを含めて6度目)の世界一へ挑む。
石井は今年の欧州選手権2位のアレクサンドラ・アンゲル(ルーマニア)やU23世界選手権優勝のカイリエ・ウェルカー(米国)らを相手に3連勝。決勝は昨年の世界選手権3位のジャミラ・バクベルゲノワ(カザフスタン)が相手。
森川は、2回戦で今年のU20・23の欧州&世界選手権62kg級の4大会を制したイリナ・ボンダル(ウクライナ)ら3選手を破ったものの、準決勝で2022年世界選手権決勝で勝っているジア・ロン(龍佳=中国)に黒星。3位決定戦で銅メダルを目指す。
各選手の成績は下記の通り。
【55kg級】清岡もえ(育英大) 18選手出場《トーナメント表》
決 勝 Jin ZHANG(中国)=30日に実施
準決勝 ○[4-0]Iryna KURACHKINA(AIN=ベラルーシ)
3回戦 ○[VSU、5:16=11-0]Ramona GALAMBOS(ハンガリー)
2回戦 ○[7-0]Veronika RJABOVOLOVA(北マケドニア)
1回戦 BYE
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【59kg級】金城梨紗子(サントリー) 22選手出場《トーナメント表》
決 勝 Tserenchimed SUKHEE(モンゴル)=30日に実施
準決勝 ○[9-0]Svetlana LIPATOVA(AIN=ロシア)
3回戦 ○[VSU、5:06=10-0]Elena H. BRUGGER(ドイツ)
2回戦 ○[フォール、1:10=4-0]Erika BOGNAR(ハンガリー)
1回戦 BYE
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【65kg級】森川美和(ALSOK) 19選手出場《トーナメント表》
3決戦 Manisha(インド)ら3選手の中からの勝ち上がり選手=30日に実施
準決勝 ●[VSU、5:16=0-11]Jia LONG(中国)
3回戦 ○[8-0]Kadriye KOCAK AKSOY(トルコ)
2回戦 ○[9-2]Iryna BONDAR(ウクライナ)
1回戦 ○[8-0]Veranika IVANOVA(AIN=ベラルーシ)
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【72kg級】石井亜海(育英大) 18選手出場《トーナメント表》
決 勝 Zhamila BAKBERGENOVA(カザフスタン)=30日に実施
準決勝 ○[VSU、5:57=12-1]Kylie R. WELKER(米国)
3回戦 ○[フォール、5:01=6-1]Anastasiya ALPYEYEVA(ウクライナ)
2回戦 ○[6-0]Alexandra N. ANGHEL(ルーマニア)
1回戦 BYE