11月9日に米国・ニューヨークで行われた「ビル・ファーレル国際大会」の男子フリースタイル61kg級に出場した長谷川敏裕(三恵海運)が、3試合を勝ち抜いて優勝した。決勝はU20パンアメリカン選手権優勝のウィリアム・デクレイカー(米国)を破った。
同選手は昨年のアジア大会57kg級で優勝し、12月の全日本選手権は65kg級に出場してパリ・オリンピック出場を目指したが3位に終わった。今春、単身でカナダに渡り、2028年ロサンゼルス・オリンピックへ向けて実力アップをはかっている。
この大会の97kg級には、パリ・オリンピックで優勝を期待されながら5位に終わったカイル・スナイダー(米国=2016年リオデジャネイロ王者)が出場して優勝。再スタートを切った。
長谷川の成績は下記の通り。
【61kg級】長谷川敏裕(三恵海運) 優勝=8選手出場
決 勝 ○[8-3]William Dekraker iii(米国)
準決勝 ○[6-2]Devan Turner (米国)
1回戦 ○[VSU、2:31=12-2]Garette Saunders(カナダ)