上林美穂(かみばやし・みほ)…1994年世界選手権で初の世界一
※のちに「足立美穂」
【生年月日、出身】1975年8月8日生まれ、愛知県出身
【身長】150cm
【所属】岐阜・羽島市連盟~東洋大~新座市役所
【コーチ】芝誠、木村清人
【スポーツ歴】柔道
【レスリング歴】10年(1988年~97年)
【全日本選手権成績】1989年=2位、90年=2位(以上44kg級)、91年=2位、92年=優勝、93年=2位、94年=優勝、95年=2位、96年=優勝(以上47kg級)、97年=優勝(51kg級)
【世界選手権成績】1992年=3位(47kg級)、94年=優勝、96年=3位(以上47kg級)、97年=3位(51kg級)
小学生の頃からレスリングと柔道を経験。柔道では田村亮子と戦ったこともある。レスリングでは中学2年の時の1990年第3回全日本女子オープントーナメント44kg級で、前年の世界チャンピオンの吉村祥子を破って優勝の殊勲をあげてた。
91年から1階級アップし、山本美憂にも善戦。92年に全日本チャンピオンに輝き、世界女子選手権は銅メダルに終わるも前年44kg級チャンピオンの鐘秀娥(中国)を破る実力を見せた。
93年は全日本チャンピオンを逃したが、世界ジュニア選手権で優勝。翌年全日本チャンピオンに返り咲き、世界一に輝いた。その後、96年と97年に世界選手権出場を機会を得たが、ともに銅メダルに終わった。東洋大卒業後、一時マットを離れ、01年に復帰したが、その後、正式に引退した。