志土地真優(しどち・まゆ、旧姓向田=むかいだ)…2016年世界選手権で初の世界一へ
【身長】157cm
【所属】三重・四日市ジュニア教室出身。JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高~至学館大~ジェイテクト
【コーチ】菅芳松、栄和人、志土地翔大
【レスリング歴】2002年~
【全日本選手権成績】2014年=4位、2015年=3位、2016年=優勝(以上、53kg級)、2017年=優勝(55kg級)、2018年=優勝、2022年=3位(以上、53kg級)
【オリンピック・世界選手権成績 】2016年=優勝(55kg級)、2017年=2位(53kg級)、2018年=優勝(55kg級)、2019年=2位、2021年オリンピック=優勝(以上53kg級)、2022年=優勝(55kg級)
5歳からレスリングを始め、2008・09年に全国少年少女選手権優勝。JOCエリートアカデミーに進み、2010年全日本女子オープン選手権優勝を皮切りに、2011・12年全国中学生選手権優勝など多くのタイトルを獲得。2012年は世界カデット選手権52kg級で優勝。
2013年に世界カデット選手権で連覇し、全日本選抜選手権51kg級3位とシニアの舞台でも台頭。2014年ユース・オリンピック52kg級優勝。2015年全日本選手権は53kg級で3位。
至学館大に進み、2016年は53kg級で全日本選抜選手権初優勝のあと、世界ジュニア選手権55kg級で優勝。非オリンピック階級の世界選手権55kg級でも優勝した。その後の全日本選手権は53kg級で初優勝。2017年は53kg級で闘い、アジア選手権で優勝したものの、世界選手権は銀メダルに終わった。
2018年は再び55kg級へ戻し、世界選手権で優勝。再度53kg級へ戻して全日本選手権を制した。しかし、2019年のアジア選手権、世界選手権、2020年アジア選手権と2位が続き、53kg級での国際大会は“あと一歩”が続いた。
しかし、コロナ禍を経て2021年8月に行われた東京オリンピックでは4試合を勝ち抜いて金メダルを獲得。セコンドを務めた志土地翔大コーチと大会後に入籍し、「志土地」姓となった。
休養の後、2022年6月の55kg級で明治杯全日本選抜選手権で優勝し、プレーオフにも勝って世界選手権へ出場して優勝。同年末の全日本選手権は3位に終わった。
(2022年12月現在)