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金メダル5個の社会人選抜チームが米国から帰国

 10月29~30日に米国アリゾナ州メサで行われた「サンキスト・キッズ国際大会」に出場した社会人選抜チームが11月2日、成田空港着の全日空で帰国した。(右写真)

 男子グレコローマンで2選手、女子で3選手が優勝で、男子フリースタイルは3位が最高という成績。男子グレコローマン55kg級で優勝した清水早伸(自衛隊)は、2年前のNYACホリデー・オープン国際大会(米国・ニューヨーク)に続く優勝。「優勝できてよかったです。天皇杯(全日本選手権)に向けてあと2ヶ月調整し、オリンピック出場目指して頑張ります」と、王者・長谷川恒平(福一漁業)の打倒を目指す。

 同84kg級で優勝した伊藤諒(自衛隊)は国際大会初優勝。最近の全日本レベルの大会は3位が続いており、なかなか壁を破れなかったが、この優勝で弾みがつくか。「全日本選手権につながるような試合ができて良かったです。全日本選手権も優勝できるように頑張ります」と話した。

 女子は、72kg級の鈴木博恵(クリナップ)が2005年世界チャンピオンのアイリス・スミス(米国)を破るなどしての優勝。51kg級に出場した鈴木綾乃(ジャパンビバレッジ)は1階級上にもかかわらず3試合を勝ち抜く殊勲。59kg級の正田絢子(京都・網野高教)も今年の世界選手権不出場をばん回する成績を残し、いずれもにこやかな表情で帰国。全日本選手権へ向けて弾みとなりそうな様子だった。

金メダル獲得の選手。左から鈴木博、正田、鈴木綾、清水、伊藤

 ■女子51kg級・鈴木綾乃(ジャパンビバレッジ)「いつもの階級ではない51kg級に出て、相手の力が強いと感じました。力ではなく動いてポイントを取るようにしました。決勝は攻め切れなかったので、それが反省点です。天皇杯は48kg級で出るので減量があります。しっかり調整していい成績が出るように頑張りたいと思います」

 ■女子59kg級・正田絢子(京都・網野高教)「国際大会は昨年の世界選手権以来で、新鮮でした。今回、アメリカの59kgの1番手と2番手が55kg級と63kg級に出ていたので気持ち的には楽でした。これからも体の動くうちは頑張ろうと思います」

 ■女子72kg級・鈴木博恵(クリナップ)「7月のゴールデンGP決勝大会(3位、アゼルバイジャン)より緊張しなかったです。1回戦から練習通りのレスリングができてよかったです。天皇杯に向けて、ちょうど試合間隔のいい時期に試合ができたのも良かったです。今回の反省点を克服して、天皇杯で優勝できるようにがんばります」

(取材・撮影=保高幸子)

 

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