日本レスリング協会公式サイト
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2016.02.06

木名瀬重夫コーチ(日本協会専任コーチ)がリオデジャネイロを視察

 全日本女子チームの木名瀬重夫監督(日本協会専任コーチ)が、1月30~31日に行われたリオデジャネイロ・オリンピックのテスト大会参加のため、ひと足先にオリンピック会場での試合を経験した。

 レスリングの試合会場は、オリンピック・パークにあるアリーナ。3つのドーム型アリーナがつながって並んでいて、そのうちのひとつ。その会場はまだ完成していない。そのため、試合は隣のバスケットボールの試合会場になるアリーナで行われ」、レスリングの予定会場はウォーミングアップ場として使われたという。

 同コーチは「レスリング会場で試合はできませんでしたが、3つのアリーナはほとんど同じ構造なので、本番の感覚を経験することができました」と、オリンピックへ向けての試運転として受け止めた。

 バーラ地区にあるオリンピック・パークは、開閉会式が行われるメーンスタジアムとは離れているが、水泳やバスケットボールなどメジャー競技を含めた競技が実施されるエリア。レスリングがこうしたメーンエリアで行われたことはあまりなく、“マイナー競技”の悲哀を味わってきたが、今回は選手のモチベーションも上がりそう。

 選手村は建築中のため見学はできなかったが、会場からよく見え、車で10分の距離。選手は移動に時間をとられることなく、試合に集中できそう。

 同国の日本領事館のスタッフから治安についての厳重注意があり、「安全には最大限の気を配った」という。オリンピック・パークのある地域は比較的安全なエリアとのことで、オリンピック期間中はブラジルが国家の威信をかけて犯罪を防止すると思われるが、「十分に気をつけたい」と話した。

 蚊が媒介する感染症「ジカ熱」の流行している情報も得ていた。世界保健機関(WHO)はブラジルだけで150万人が感染する恐れがあると予測しており、現地でもかなりの警戒体制だったという。

 蚊に刺されないように、刺された場合でもすぐに薬を塗布してしっかりフォローすることを心掛けたというが、オリンピックは6ヶ月半先。現地の冬にあたるので蚊の発生は少ないとも言われている。「しっかり情報を集めたい」と話した。

 リオデジャネイロ・オリンピックは8月5日か開会式で、2月5日がちょうど半年。レスリングは8月14日から行われる。

(撮影=木名瀬重夫)


 







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