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2017.07.18

欧州遠征の男子グレコローマン全日本チームが帰国


(文・撮影=保高幸子)

 ポーランドとスペインで約2週間、大会出場と合宿をこなした男子グレコローマンの世界選手権代表を中心とした全日本チームが7月17日、成田空港に帰国した。

 ポーランドでの「ピトラシンスキ国際大会」では、59kg級で太田忍(ALSOK)が優勝。続く「スペイン・グランプリ」では59kg級・文田健一郎(日体大)、71kg級・泉武志(一宮グループ)、75kg級・屋比久翔平(ALSOK)ら世界選手権代表の3選手が優勝し、「金3、銀3、銅2」を獲得。国別対抗得点でも優勝した。

 75kg級の決勝は屋比久と阪部創(自衛隊)の対戦となったほか、59kg級は2大会とも文田と太田が準決勝で対戦し、それぞれ1勝1敗だった。

 松本慎吾監督(日体大教)は「久しぶりに2週間と長期の遠征。スペイン・グランプリは、重量級はリーグ戦だったため試合数もこなせたし、軽量級では4試合できた階級もあり、選手たちはいい経験ができた」と総括。

 太田と文田に関しては、「どこへ行っても2人とも優勝する実力があることを証明した」と評価し、「どの選手も海外の選手に勝負できる試合運びが明確になった。手応えを感じています。世界選手権での目標は金メダル獲得。重量級はベスト8に入る力をつけて臨みます」と話した。

グレコローマンの全日本チームは、このあと、7月26日から8月3日まで東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで合宿。その後は群馬・草津での合宿を経て、味の素トレセンで出発まで合宿を行う。


 ■ピトラシンスキ国際大会59kg級優勝・太田忍(ALSOK)「世界選手権の代表ではないのでプレッシャーなくできました。久しぶりに優勝できてよかったです。10月の国体には59kg級で出場するので、国体と(12月の)全日本選手権に向けて純粋に強化できました。技も隠さず、いろいろ試すことができました。自分の世界での立ち位置も分かっているし、今回の遠征を通じて、(文田)健一郎は世界王者になると思いました。オリンピックでは色々協力してもらったので、今回は僕が協力したい。12月に世界王者の健一郎と勝負したい」

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 ■スペインGP59kg級優勝・文田健一郎(日体大)「ピトラシンスキ国際大会では先制しておきながら、(太田)忍先輩のカウンターを食らってしまいました。スペインGPでは攻めつつもカウンターを受けないように意識して闘いました。忍先輩に勝てば世界で勝てるという自信がつきました。試合をすることで、普段の練習ではできない経験ができました。スタミナが切れる場面があったので、最後まで攻め切れるよう体力をつけたいです」

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 ■スペインGP71kg級優勝・泉武志(一宮グループ)「(ピトラシンスキ国際大会準決勝で2015年66kg級世界王者のドイツと対戦し敗れる)相手の組み手がうまかった。僕はプレッシャーのかけ方がまっすぐばかりだったので、いろんな角度からプレッシャーをかけ、崩して攻めていかなければならないと思いました。その後の処理も、崩して終わりにならないよう練習したい。スペインの大会は、ここで結果を残さなければ世界選手権では勝てないと思ったので気合が入りました。もっとパワーをつけてポイントを取る能力を高めたい」

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 ■スペインGP75kg級優勝・屋比久翔平(ALSOK)「スペイン・グランプリで、久しぶり(9大会ぶり)に海外で優勝できました。一度も負けずに大会を終わるのは気持ちいいです。結果を出せなかったポーランドでは、前に出る時に体が折れてしまうと感じました。押していこうとしても、ぶれてしまって体力を消耗しました。そのために、最後にチャンスが来ても取り切れなかった。国内ではこれでも問題なかったのですが、海外では通用しませんでした。体力を強化し、体のぶれをなくすようにやって行きたい」


 







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