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2017.08.07

世界ジュニア選手権(フィンランド)出場の女子チームが帰国


(文・撮影=増渕由気子)

 世界ジュニア選手権(フィンランド・タンペレ)に出場した女子チームが8月6日、成田空港着の日本航空で帰国した。昨年、8階級中6階級を制し、圧倒的な強さで団体優勝を飾った日本の強さは今年も健在。金メダル4つ、銀メダル1つと合計5つのメダルを獲得し、2位ロシアに大差をつけて国別対抗戦でも金メダルを獲得した。

 チームを率いた吉村祥子監督(エステティックTBC)は「去年より成績は落ちたのですが、それでもこの成績は素晴らしい出来です。今回も選手たちはよく頑張りました」と評価した。

 反省点は「全員がメダルを獲ることを目標にしていたので、それができなかったこと。残念です」と振り返り、「ロシア、中国、インドに加えて、今回はキューバの選手が強かった。レスリングの完成度も高い選手だった」と、男子の強豪国として知られるキューバの女子の成長を警戒した。

 今大会は高校生のインターハイと日程が重なったり、世界選手権と日程が近いこともあり、国内1位で選手を固めることができなかった。けれども吉村コーチは「日本のジュニアはレベルが拮抗(きっこう)しています。2番手、3番手として出場した選手が、このチャンスを生かそうとして必死に闘っているのを感じました。1番が行かなくても団体優勝ができて、あらためて日本の層の厚さを感じました。これも全国の指導者のおかげです。今回もいいチームで遠征ができました」と実りある遠征を総括した。

 また、けがによって女子63kg級の伊藤彩香が世界選手権代表を辞退し、8日に行われる代表決定リーグ戦に出場する川井友香子(至学館大)も帰国。この大会では9位に終わったが、気持ちを切り替えて決定戦に臨む。

 川井は「試合の1日目に聞いてびっくりしました。次の日に試合を控えていたので、どっちに緊張しているのか分からない部分がありました。世界ジュニア選手権で勝ってプレーオフに臨みたいと思っていた。気持ちを切り替えて臨みたい。こういう機会をいただけたので、ものにして姉(梨紗子=60kg級)と一緒に世界選手権に行きたいです」と話した。


■44kg級優勝・植野麻奈美(京都・網野高)「カデットとは違った力の強さがあり、戸惑いもありました。試合では、片足タックルがさえて、自分から攻めて優勝できました。インターハイと日程が重なりましたが、国際大会に出て優勝したかったので、こちらを選びました。今後は階級を上げて、シニアにも挑戦して、全日本選手権にも出場したいです」

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 ■48kg級優勝・加賀田葵夏(青山学院大)「クイーンズカップは2位でしたが、チャンスをもらったので優勝したいと思いました。昨年までの2年間、アジア・ジュニア選手権の出場でしたが、世界ジュニアは出ている国が多く、この2年間、対戦しなかった選手が多かった。今後は持ち技を増やしたいと思いました。技がかかったのも、外国人選手が(自分の)手の内が分からなかったからだと思います。技を増やして国内で勝たないといけないと思います」

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 ■55kg級優勝・南條早映(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)「世界選手権に出場できなかったけれど、世界ジュニア選手権のチャンスをいただいたので、絶対に優勝するつもりでやりました。同時期にインターハイがありましたが、私はまだ世界一になったことがなかったので、まずはジュニアで1位になろうと思い、世界ジュニアを選びました。がっちり組んでくる選手もいました。対策として、つかまらないように、足のステップで崩そうとしましたが、詰めが甘くなったところが課題です。今後の課題も見つかった上で、金メダルも取れ有意義な遠征になりました」

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 ■59kg級優勝・熊野ゆづる(日大)「2年連続の優勝となりましたが、去年はリードされていたところでワンチャンスをものにて勝つことが多かった。今年は、自分から先制点を獲りにいって優勝できた。今回の方が内容はよく、満足した結果になりました。6月の明治杯(全日本選抜選手権)の決勝ではポイントを取ることができなくてダメダメだった。それもあって、世界ジュニア選手権では絶対優勝したかった。次はインカレで優勝できるように頑張ります」

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 ■72kg級2位・松雪泰葉(愛知・至学館高)「悔しい銀メダルでした。足りなかった点は、スタミナ、パワーなどすべてで、最後の最後に守り切ることができてなかった。準決勝までは自分がやりたいように試合を運ぶことができた。それはよかったです。今回は、兄と妹の3人そろって同じ国際大会に出場することができました。それで初めて両親が現地に応援にきてくれました。今後も3人そろって海外に行けるように頑張っていきたいです」


 







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