日本レスリング協会公式サイト
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2013.12.24

【全日本選手権最終日・特集】注目選手の声


(12月23日、東京・代々木競技場第2体育館 / 取材=増渕由気子、三次敏之、渋谷淳、小林岳人、撮影=矢吹建夫)


■男子フリースタイル60kg級・川瀬克祥(日体大=決勝で高塚紀行に敗れるも全日本選手権で初の2位入賞)「(決勝の相手の高塚紀行は)安定して上位に入っている選手。そんな選手は強いと思いました。今大会、初戦は硬かったけれど。回を重ねるごとによくなっていった。決勝でベテランの選手に勝てなくて悔しいけど、いい経験になったし、もっと練習して来年につなげたいです。階級は監督やコーチと相談しますが、当面は65kg級でやっていきたいと思っています」


 ■男子フリースタイル60kg級・池田智(日大=国体王者ながら2回戦敗退)「(1回戦で脇腹を痛める)相手のひざが当たったのか。もつれた時にぶつかったのか分からないけど音がしました。けがで棄権はしたくなかったので2回戦も出ましたが、やはり動きはよくなかった。優勝を狙っていました。調整もうまくいきましたが、けがも実力のうち。まずはけがを治して、来年はどの階級で闘うかをしっかり決めたいと思います」


 ■男子フリースタイル60kg級・有元伸悟(近大=昨年3位だが、準決勝で川瀬克洋に惜敗し今年は4位)「西日本の代表という意地もありましたが、試合で出ているのが実力だと思う…。相手の動きも見えていたし、もうちょっと上にいけるくらいの調子だと思っていた。試合を終えてみると、練習不足もあったのかもしれません」


 ■男子フリースタイル60kg級・阿部宏隆(国士舘大=全日本選手権初の3位)「まだ実感が湧かないですが、うれしいです。3位決定戦で勝ったので、(3位が2人の時以上に)価値ある3位です。敗者復活戦という経験がないので、気持ちを作り直すのが大変だったけれど、集中力を切らさず臨んで3位になれた。今後は、61kg級でやろうと思っている。それでオリンピックを目指せるようだったら、下げるか、上げるかを考えたい。60kg級の廃止は、ショックと言えばショックだった。来年の目標は、学生タイトルを取ることです」


■男子フリースタイル66kg級・井上貴尋(東京・自由ヶ丘学園高教=決勝で石田智嗣に逆転負け)「試合序盤は攻めることができたのに、攻め切れれなかったのは、守ってしまう部分があったからだと思う。守っていては勝てないということですね。納得いく練習ができていない中で、決勝までたどり着けた。アンクルホールドは警戒していたが、かけられてしまった。今後はハイレベルな練習はできないと思うけれども、高校生と一緒に汗を流して、楽しんでやっていきます。レスリングが苦痛になってしまっては、やってられないですから」


 ■男子フリースタイル66kg級・田中幸太郎(阪神酒販=“天敵”とも言える井上貴尋に敗れ)「悔しいです。相手の距離感で闘ってしまいました。今後は65kgでやっていきます。来年は、ひとつずつやっていきます」


 ■男子フリースタイル66kg級・保坂健(早大=学生二冠王、初戦で全日本社会人2位の野田寛人に敗れる)「負けたのは実力。最後、取りにいこうという気持ちになれなかった。集中力が切れて、練習の時みたいになってしまった。進路の問題が影響してしまった。階級変更で66kg級がなくなる。65kg級は無理だし、それより上だと74kg級になってしまって、ちょっとオリンピックが遠いと思ってしまい、将来、レスリングやるかやらないか迷ってしまった。階級のことも含めて今後、よく考えていきたい」


■男子フリースタイル66kg級・木下貴輪(鹿児島・鹿屋中央高=高校三冠王者。2回戦で優勝した石田智嗣に敗れる)「組み手とか細かい技術がすごく、組んだ瞬間に崩される感じできつかった。でも、1回戦を勝てて、石田さんからもポイントを取ることができ、収穫になりました。石田さんはひとつひとつの技術がしっかりしていて、ワンチャンスを絶対に逃がさない強さがありました」


 ■男子フリースタイル66kg級・砂川航祐(日体大=昨年の学生王者。3回戦で今年の全日本学生選手権3位の新川武弥に敗れる)「4年間、すごく楽しかった。日体大では森下とかの方が成績がいいのに、自分が主将をさせてもらって、いろいろな経験ができたことはよかった。先生方には感謝し切れないくらい。この大会で優勝して恩返しがしたかったのですが、負けてしまった。レスリングを続けるか悩んでいたけれど、今日で一区切りだという気持ちが強くなった。本当は優勝して、気持ちよく終わりにしたかった」


 ■男子フリースタイル66kg級・高谷大地(拓大=全日本選抜選手権60kg級優勝、階級を上げて臨んだ今大会で3位へ)「減量が続いて筋力や体力が低下し、インカレや国体で力を出し切れなかったので、減量のない階級で思い切りやろうと思いました。迷いも吹っ切れました。新階級の65kgを見据えたのもあります。この階級には米満さん(達弘=自衛隊)という偉大なる先輩がいます。スパーリングもやったことがありますが、マットの端まで吹っ飛ばされてしまうほどです。でも、ライバルと思わなければ勝てないと思っていますので、より練習を多く積んで、来年は米満先輩と闘いたいです」


■男子グレコローマン66kg級・松本隆太郎(群馬ヤクルト販売=66kg級で2度目の大会、2位に終わる)「自分の中ではロンドン・オリンピックが競技の集大成だった。60kg級では減量がきついので、この階級で出場しましたが、モチベーションを上げづらかったのは確かです。後輩の指導をする機会のほうが多く、オリンピック前のような追い込んだ練習ができてはいなかった。(音泉は)いつも練習している相手なので、つまらない試合にはならないように心がけました。競技生活を終えるのか、指導が中心になりながら、自分も続けていくのか考えていきます」


 ■男子グレコローマン96kg級・大坂昴(早大=優勝した齋川哲克に準決勝で敗れるも、3位決定戦で7-6の接戦を制す)「今年、個人戦では優勝できませんでしたが、(全日本大学選手権で)団体優勝し、そのあと臨んだ最初の大会で3位に入れたのは満足です。齋川さんにテクニカルフォール負けされてしまいましたが、少しずつでも差は縮まってきていると自分では感じています。齋川さんが現役でいるうちに勝つのが目標です。3位決定戦の米平(安寛)にはインカレ、国体と負けていたので、借りを返せてよかった。今後の進路は決まっていませんが、リオデジャネイロも東京も狙っているので、レスリングは続けます」


■女子55kg級・浜田千穂(日体大=昨年優勝の村田夏南子を破って決勝へ進むが、吉田沙保里に敗れる)「自分からポイントを取りにいけなかったのが敗因。最初から取りにいく展開になれば違う結果になっていたかもしれない。準決勝で村田選手に初めて勝てたので吉田選手にも勝ちたかった。吉田選手にタックルを取られなかったのは、日体大の前に出る練習の成果だと思います。吉田選手との差は縮まっていると感じました。(今後の)階級はまだ決めていませんが、53kg級には吉田選手、58kg級には伊調選手がいるわけですから。日本で勝てれば世界でも勝てると思います」


 ■女子55kg級・堀内優(自衛隊=2010年世界2位のあと負傷で戦線離脱。3年ぶりの全日本選手権)「3年ぶりで、挑戦しようという気持ちでやっていた。肩の脱きゅうでブランクがあったが、周りの人に助けてもらって、やっとここまで戻ってこられた。リハビリ途中に『あの時に辞めればよかった』と思うことはありましたが、戻ってこれて幸せだなと思った。肩は100パーセント治りました。階級変更については、今、悩んでいます。今後の目標は全日本選手権で優勝することです」


 ■女子59kg級・坂上嘉津季(至学館大=決勝で伊調馨に敗れて2位)「相手が強いことは分かっていました。何とか1点を取りたいと思っていたけど、力が出せずに悔しいです。59kg級は自分の体に向いていると思っています。今後はオリンピック階級の58kg級でやっていきたい。そのためには技術はもちろん体力をつけることが一番大事だと思っています」


■女子59kg級・川井梨沙子(至学館大学=階級をアップして59kg級に出場。準決勝で伊調馨に敗れる)「楽しかったです。伊調先輩とはスパーリングもさせてもらっているのですが、歯が立たない存在で、バランスも素晴らしい選手。伊調先輩はこの階級(新階級は58kg級)でやっていくと思いますので、試合で勉強させてもらいましたので、来年しっかり練習します」


 ■女子55kg級・村田夏南子(日大=打倒吉田沙保里の一番手と目されながら準決勝で浜田千穂に敗れる。最後は3位へ)「自分の弱点をつかれた。自分が攻めていこうとした時の、その後です。自分のレスリングが崩れ始めているのが分かっていたので、(3位決定戦は)思い切っていきました。自分の力が相手にうまく伝わらず空回りしていました。(今後の階級について)上げるか下げるかは話し合い次第。今はこの壁を乗り越えたいと思います」


 ■女子72㎏級・新海真美(アイシン・エイ・ダブリュ=決勝で浜口京子に敗れて2位)「(浜口は)オリンピックから試合してなかったけれど、以前と変わらず強かったです。来年はひとつひとつしっかり練習して、勝ちにこだわるレスリングをしたいと思います」


■女子72kg級・鈴木博恵(クリナップ=初戦で復帰してきた浜口京子に敗れ、最後は3位)「今回は浜口選手に絶対に勝ちたかった。今までの試合で一番悔しい試合になってしまった。残り12秒で勝っていた時、勝ったと思ってしまったし、リードしている時、さらにポイントにつなげられる時があったのに守りに入ってしまった。最後まで攻め続ける気持ちが足りなかったと思います。でも、以前よりパワーの差は感じませんでした。マット練習以外での練習(筋トレ)を多くしているので、その成果が出ているのだと思います。階級変更については、今後考えていきたいです」


 







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《オリンピック・レスリングNo.62》

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