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2015.05.10

鈴木博恵(クリナップ)が優勝、太田忍(日体大)と岡太一(自衛隊)が銅メダル …アジア選手権第4日

 【ドーハ(カタール)、文=池田安佑美】アジア選手権第4日は5月9日、カタール・ドーハで女子1階級と男子グレコローマン3階級が行われ、女子75kg級の鈴木博恵(クリナップ)が優勝、男子グレコローマン59kg級の太田忍(日体大)と同85kg級の岡太一(自衛隊)が銅メダルを獲得した。

 昨年3位だった女子75kg級の鈴木は、初戦の準決勝で、2013年アジア・ジュニア選手権72kg級3位のカザフスタン選手をテクニカルフォールで退けた後、決勝で昨年の世界選手権69kg級代表のオドンチメグ・バドラク(モンゴル)を3-1で勝利。2013年大会以来、2年ぶりのアジア一に輝いた。

 男子グレコローマン59kg級の太田は、初戦の2回戦でタジギスタン選手に勝ったものの、準決勝で昨年の大会の決勝で負けているエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)にテクニカルフォール負け。しかし、3位決定戦でアジア大会3位のチアン・シュエ(中国)をテクニカルフォールで勝ち、昨年の銀メダルに続いて銅メダルを手にした。

 同85kg級の岡太一(自衛隊)も初戦の2回戦でタジギスタン選手に勝ったあと、準決勝で昨年優勝のヌルスルタン・ツルシノフ(カザフスタン)にフォール負け。3位決定戦で昨年80kg級優勝のヤナルベク・ケンジエフ(キルギス)に1-0で辛勝した。国際大会で初のメダル獲得。

 同71kg級の井上智裕(三恵海運)は初戦の2回戦で韓国選手に敗れ、敗者復活戦に回れなかった。

 女子はこの日で終了。4階級で優勝し、2位が2選手、3位が2選手と全階級でメダルを獲得。国別対抗得点は74点をマークし、中国の64点に10点差をつけて優勝した。3位は61点のカザフスタン。

 各選手の成績は下記の通り。

男子グレコローマン59kg級銅メダルの太田忍(日体大=右から2人目)

男子グレコローマン85kg級銅メダルの岡太一(自衛隊=右から2人目)


 ◎女子

 【75kg級】鈴木博恵(クリナップ)   優勝=6選手出場
決  勝 ○ [3-1] Odonchimeg Badrakh (モンゴル)
準決勝 ○[Tフォール、3:31=10-0]Gulmaral Yerkebayeva(カザフスタン)
1回戦  BYE

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 《国別対抗得点》
[1]日本 74点
[2]中国 64点
[3]カザフスタン 61点
[4]インド 53点
[5]モンゴル 46点
[6]北朝鮮 34点

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 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】太田忍(日体大)   3位=11選手出場
3決戦  ○[Tフォール、1:20=8-0]Tian Qiye(中国)
準決勝 ●[Tフォール、2:30=0-9]Elmurat Tasmuradov(ウズベキスタン)
2回戦  ○[Tフォール、2:11=8-0]Azizbeki Sharifzoda(タジギスタン)
1回戦  BYE

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 【71kg級】井上智裕(三恵海運)   8位=9選手出場
2回戦 ●[0-5]Lee Jung Geun(韓国)
1回戦  BYE

 ※敗者復活戦に回れず

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 【85kg級】岡太一(自衛隊)       3位=11選手出場
3決戦  ○ [1-0] Yanarbek Kenyeev(キルギス)
準決勝 ●[フォール、1:59=0-4]Nursultan Tursynov(カザフスタン)
2回戦  ○[Tフォール、2:44=8-0]Qakhramon Tuychiev(タジギスタン)
1回戦  BYE


 







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